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片隅抄

2015.01.23

2015年01月23日(金)更新
先日、久しぶりに平のポレポレいわきで映画を見た。上映期限も近づいたブラッド・ピット主演の「フューリー」。いわゆる第2次大戦ものだが、館内の音響効果もすぐれ、シャーマン対独タイガー戦車の激突シーンは圧巻だった▼米軍戦車隊に配属された新兵に「理想は平和だが歴史は残酷だ」と戦場の現実を諭す上官役のブラッド・ピット。砲弾、銃弾が飛び交い、敵味方の兵士の体が砕け飛ぶ地獄絵図に早くも厭戦気分を漂わせる▼時に映画は国民の戦意高揚に使われ、日本でも戦中、特撮技術を駆使した作品が上映されたが、今年は戦後70年にあたり、過去の映画「日本のいちばん長い日」がリメーク上映されるという▼昭和42年公開の前作では、当時の重厚な配役陣が出演し、太平洋戦争の徹底抗戦と終戦に議論を戦わせ、昭和天皇も観賞されている。作品の良しあしは脚本が主。玉音盤奪取未遂を含め、綿密な歴史考証をもとに製作されていることを期待したい。
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