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片隅抄

2015.01.22

2015年01月22日(木)更新
一昨年には和食、昨年は和紙(日本の手漉和紙技術)がユネスコの無形文化遺産に登録された。無形文化遺産の登録は、無形文化遺産保護条約の締結国がユネスコに申請し、審査を受け決定される▼日本は2004年に同条約を締結し、2008年の能楽、人形浄瑠璃文楽、歌舞伎を振り出しに計22件が登録されている。これらのうち、和食や和紙が特に話題になっているのは、能楽などに比べ一般市民に近い存在だからだと思う▼普段の食事を文化と意識しながら取る人は少ないだろうが、こうした日常にあるものこそが文化に相違ない。ただ、生活様式の欧米化もかなり進み、また日本文化の海外流出の例も多く、「日本だけ」というものもだいぶ減った▼その中で、何より日本文化を表現しているのは、言葉=日本語ではないかと思っていたところ、昨年来、俳句界で俳句の無形文化遺産登録への動きが始まっていると耳にした。悪くないことだと密かに応援している。
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