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片隅抄

2014.10.27

2014年10月27日(月)更新
「文化の秋」たけなわ。この時期、週末ごとに市内各地で市民文化祭や公民館まつりが開かれている。一般市民の活動や学習の成果が一堂に披露されるそれらには、一流の展覧会や舞台とは違う感動がある▼ふた昔ほど前、ある公民館で「市民講座に地元の人が来てくれない」という話を聞いたことがある。理由の1つに挙げたのは「家族や近所に、日中に公民館で〝遊んでいる〟と思われるのが嫌らしい」というもの▼「生涯学習」という語が普及したのは平成に入ってからだ。いわき市も平成8年に「輝くいわき、学びあい都市宣言」を制定、「生涯にわたって学び続け、自ら高めあいながら豊かさと心がかようまち」を目指している▼ここで、大事なのは、その学びの場が、住んでいる地域の日常の中にあることだと思っている。そして今、にぎやかな市民文化祭や公民館まつりを取材する時、学ぶ意欲をサポートする地域の力が徐々にはぐくまれてきたと感じている。
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