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片隅抄

2014.07.26

2014年07月26日(土)更新
この夏は高校野球の取材に出かけた。セーフティーリードなどあってないような逆転劇やまさかのエラーなど、スリリングな展開に球場は沸いた▼ふだん他人の涙を見る機会はないが、球場では勝って泣き、負けて泣く選手や監督、家族らの涙を見た。といっても、それぞれの立場で1つのことを真剣にやり遂げた者だけが流せる感情の昇華といえよう。見ていてうらやましかった▼いわき勢は今年も夏の甲子園に行けなかった。聖光学院や日大東北など上位に残ったチームを見ながら、選手層の厚さや恵まれた練習環境など、これらの強豪を相手に6、7試合を勝ち抜いて頂点を極めることの難しさを思い知らされた▼中学野球部の選抜チーム「いわき松風」の精鋭たちが、そっくりどこかの高校に入学していわき勢の先陣を切ってくれたら…などと妄想してみるのだが、主役はあくまでも選手たち。早くも来月から始まる秋季大会での1・2年生の活躍を楽しみにしたい。
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