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片隅抄

2014.04.25

2014年04月25日(金)更新
懐具合によって年1、2度は寿司屋さんに寄ることがある。店主と少しは顔見知りの店もあるが、しばらく間があると足を踏み入れるには勇気がいる。カウンターの常連客が一斉に視線を向けたり、座るまで落ち着かない▼刺し身と銚子を2本ばかり頼み、寿司は食べずみやげに持ち帰る。勘定は1万円以内で済むが安くはない。米国のオバマ大統領が国賓として来日した夜、非公式夕食会が東京・銀座の寿司店で開かれた。通常、おまかせが1人3万円からの高級店である▼首脳同士の会席写真を見ると日本酒を酌み交わしていた。だらだらと居座る客をよしとせず、酒類を置かない店なのだが今回は特別なのだろう。日本の誇る食文化「SUSHI」が両国親善に一役買ったと思えばよい▼大震災による原発事故がいわきの海資源にもたらした影響はいまだ大きい。地場産のウニ、アワビなど近海の幸は自慢の一つだった。旬が近づくにつれ、懐古の念が募る。
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