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片隅抄

2014.04.02

2014年04月02日(水)更新
桜の開花とともに新学期が始まる。多くの子どもたちが希望に向かって歩み出す季節でもある▼全国で昨年1年間に虐待事件で被害を受けた子どもは475人で、うち25人が亡くなったことが警察庁の調べで分かった。驚くべきことに加害者の58%が実の親という▼虐待した親は警察の調べに対し決まって「しつけ」と言うが、小さい子どもは1度言ったからといって聞くものではない。わが子への愛情のかけらも持たない親が、親のふりをしてしつけと称する暴力を振るう。何とも子どもがあわれだ▼虐待への社会的関心が高まっているにもかかわらず、なぜ、虐待はなくならないのか。虐待のほとんどが家庭という密室で行われているため、事が大きくなってからでないと分からないケースが少なくないからだ。そこで、隣近所の目や地域の機関、諸団体との連携協力が重要になってくる。虐待という痛ましい事件が、これ以上起きないことを祈らずにはいられない。
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