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片隅抄

2014.01.26

2015年01月26日(月)更新
寒中の今、入浴中に、いわゆるヒートショックで命を落とすケースが増えている。日常生活の中で、誰にでも起こる危険性がある▼調べてみると、入浴中にヒートショックで急死する人は、全国で年間1万7000人と交通事故による死者の3~4倍に及ぶ。また、その85%が70歳以上という▼ヒートショックとは「急激な温度変化が体に及ぼす影響」を指す。入浴時に関していえば、暖かい居間から寒い脱衣室・浴室、そして温かい湯が張られた浴槽へと動くことにより、血圧が上下に大きく変動する。これが心筋梗塞や脳血管障害につながるのだ▼とはいえ、家中を同じ温度の暖房で管理できる家庭は多くはない。そこで心掛けたいのは、脱衣室への暖房器具の設置や、シャワーを利用したお湯張りで浴室全体を暖めることだ。日中家にいるお年寄りなら、日没前の暖かい時間に入浴するのも対策になる。大切な命を守るための配慮を、家族でぜひ話し合ってみてほしい。
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