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片隅抄

2013.12.19

2013年12月19日(木)更新
「一石二鳥」「五十歩百歩」など数が入ったことわざは多い。その1つ「七転び八起き」に関し、よく聞く面白い話を。「7回転んだら起きるのも7回のはず。なぜ8回?」との疑問だ▼これには諸説あるようだが、趣深いのが「人間は生まれた時は寝ていて何もできないが、周囲の支えを得て起き上がっていく。七転び八起きには、この最初の起き上がりが加えられている」というもの。ヒトは周りの人により人になるということか▼そして七転び八起きは「幾度の失敗にもめげず、そのたびに奮起し立ち直ること」だが、その立ち直りも自分ひとりでは難しいのも事実だ。とはいえ、まず大切なのは自分の足でしっかりと歩くことだろう▼高齢者向けの転倒防止の教本には、こうある。「よい姿勢を心掛けよう」―背筋を伸ばし前を向き、しっかり歩を進めれば転びにくく、また転んでもすぐ起き上がれて、けがも少ないということらしい。歩くを生きるに置き換えてみよう。
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