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片隅抄

2013.07.26

2013年07月26日(金)更新
子どものころ、夏休みの楽しみに映画があった。実家が平の映画館近くにあり、比較的多く足を運んだ記憶がある。もちろん怪獣映画だが、古くは大映『ガメラ』に始まり、東宝のゴジラシリーズと続いた▼最近の夏休み映画は、アニメーションが主流のようだ。内容はSFファンタジーが多いように思うが、上映中の『風立ちぬ』はどうだろう。昭和前、中期を時代背景に堀越二郎、堀辰雄という実在の人物をモデルにしている▼第2次大戦時の傑作機と称される零式艦上戦闘機、いわゆるゼロ戦の設計者と同名小説を執筆した作家として知られる2人を統合した主人公が激動の時代を生き抜くのか、アニメの表現力に興味がある▼もうひとつの映画に27日から始まる『終戦のエンペラー』も見たい1作。いまだベールに包まれている昭和天皇とマッカーサーの歴史的会談などがどう描かれているか。映画はまず見てから批評すべきものである。
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