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片隅抄

2013.07.08

2013年07月08日(月)更新
 夕べは七夕だったが「七夕まつり」といえば、やはりひと月後の8月7日。小名浜の花火大会やいわきおどりなど、市内でもたくさんの夏祭りが繰り広げられるが、個人的には伝統と風情に満ちた平七夕まつりを一番好ましく思っている▼幼いころは、平在住の伯母宅に泊まりがけで見に来るのが毎年の常だった。笹飾りの下を巡り出店で買い物し、綿菓子を手に家に入れば「暑かったね」と言ってスイカにかぶりついた▼この平七夕まつりに関して、金曜掲載「続いわき学」でおやけこういち氏が連載を展開中だ。氏はまず、まつりの始まりが大正時代とされる点について考察、そうして平の街全体のイベントとして定着したのが昭和10年だったことを論述した▼その後の戦争による受難にも触れ、さらに今後は戦後の復活や旧暦新暦をめぐる開催時期などへテーマは移って行く。その歴史を知った今、短冊に記すのは「七夕まつりが末永く平の夏の夜を彩り続けてほしい」だ。
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