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片隅抄

2013.05.28

2013年05月28日(火)更新
茨城県東海村にある日本原子力研究開発機構の加速器実験施設「J―PARC」で23日、放射能漏れ事故が発生した。同機構の国や茨城県への報告が、1日以上遅れたことをニュースで知り「またか」という気持ちになった▼放射能漏れ事故では、33人の被曝が確認された。被曝を受けたのは大学院生と同機構職員の男性2人で、1・7㍉シーベルトと最大値が確認されたという▼思い出すのは、平成11年9月30日に発生した「JCO臨界事故」。発生当時、放射能汚染の不安がある人の健康相談や放射能による汚染検査が市保健所で行われ、1週間で828人が検査を受けるなど、市民の心配・不安がうかがえた▼福島県は、東京電力福島第一原子力発電所事故による放射能漏れの影響で、避難を余儀なくされるなど、さまざまな被害を被っている。放射能は人体のほか、衣食住など、生活すべてに悪影響をもたらす。〝被曝県〟として、放射能の怖さを訴え続けなければ。
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