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片隅抄

2013.04.17

2013年04月17日(水)更新
4月に入り、県内各地で山開きが行われ、登山シーズンが本格化する。数年前から熟年世代の山歩きがブームとなり、退職後軽登山を楽しむ人が増えてきている▼体を動かすことが苦手な抄子にとっては、登山よりも春の山菜に強く引かれる。ワラビにフキ、セリなどの香りに春を感じると言う人は多いだろう。中でも、ビールのつまみに抹茶塩をつけて食べる、タラの芽の天ぷらはまさに絶品だ。福島原発事故後、市内で採れた山の幸が食卓に上ることがなくなり、もっぱら県外産で我慢している▼ところで、山菜を求めて山に入るのはいいが、入山の際のルールやマナーを守ることも忘れてはならない。ごみの持ち帰りはもちろんのこと、たき火やたばこの投げ捨ては厳禁だ。春は空気が乾燥しているだけに、いったん火が出るとあっという間に燃え広がる可能性が高いからだ▼一日でも早く市内の野山の除染が進み、前のようにいわき産春の山菜を食べたいものだ。
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