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片隅抄

2013.04.15

2013年04月15日(月)更新
4月も半ば、読者の皆さんは入進学や就職・異動などで変化した環境に、少しは慣れただろうか。最初は自分のことにしか気が回らなかった人も、今週あたりからは、少しずつ全体が見えてくるかもしれない▼となると必要になってくるのは、周囲への配慮だ。何やかやのたびに「学生時代とは違うのだから」という枕詞がついて回る新社会人は特に心したいところだ。近年、そうしたマナーの原点として注目されているのが「傘かしげ」に代表される「江戸しぐさ」だ▼人込みで足を踏まれた際、踏んだ側だけでなく踏まれた方も「うっかりしてました」と謝る「うかつあやまり」。道を歩く時は7割は公道、自分の分は3割と心得、他の通行の邪魔にならぬように道を空けて歩く「七三の道」▼中で特に卓見だと感じたのが「傍楽(はたらく)」。傍らの人を楽にする働き、つまりボランティアの神髄を指すのだが、人が成す仕事すべての意義を言い得えていると首肯した。
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