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片隅抄

2013.03.08

2013年03月08日(金)更新
月が変わり、暖かさが日に日に感じられるようになった。毎年、春の到来を思わせる風景がある。泉町から金山町に向かう際、国道沿いの民家に咲く紅梅がそのひとつ▼今年も見事に花を咲かせている。本来なら心躍る春なのだが、消すことのできない記憶がこの季節と重なる。あと数日で「3・11」が巡ってくるが、今でも錦・勿来町の国道289号交差点にさしかかると、大地震の遭遇時を思い出す▼勿来地区では錦須賀、岩間町、小浜町の沿岸部が津波で被災、人命と財産が奪われた。その地域を歩き、実情を知る取り組み「なこそ希望ウオーク2013」が10日、勿来市民会館を発着点に行われる▼地元ボランティア、福祉、市民団体が中心になり、震災の再認識と防災の心構えをあらたにする目的。参加者は用意された16㌔、4・5㌔の2コースを歩き、現状を肌で知るだろう。ただ被災者も多く、犠牲者が出たエリアである。ピクニック気分ではいけない。
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