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片隅抄

2012.05.25

2012年05月25日(金)更新
毎年、この時期になるとお会いする方がいる。南部に立地する婚礼施設でバラを管理し、咲き出すと連絡をいただく。話題は豊富でバラに限らず、多方面におよぶ▼出身は勿来海岸が目の前に見える九面地区。生家では夏になると「海の家」を経営したという。特にレジャーブーム到来前の昭和30年代から40年代前半は繁忙を極め、一家総出で寝る暇もなく働いたと当時の話を聞かされたことがある▼ここ数年、夏場の仕事が一段落すると、ささやかな避暑を兼ね同海岸で海水浴を楽しんできた。昨年は大震災による原発事故が影響し、見合わせた。古い曲の歌詞のようだが、秋が来る前に〝誰もいない海〟になってしまった▼先日開かれた市海水浴安全対策会議で、いわき市内9カ所のうち勿来海水浴場の単独開設が決定した。周辺環境、施設状況、放射線量の調査結果などが判断基準につながった。期間中の人出は予想もつかないが、海辺の雰囲気だけでも伝えたい。
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