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片隅抄

2012.05.21

2012年05月21日(月)更新
幼少時、子ども会でハワイアンセンターに行くのが毎夏の恒例で、フラダンスも見た。ただ、艶やかな舞台は憧れながら観賞する世界で、今のように誰もが踊って楽しめるものとは思いもしなかった▼映画「フラガール」後、フラ人気は一挙に広がり、日本での聖地いわきの私たちも魅力を再認識した次第だ。さらに言えばフラには、知っておくべき奥深さがある▼手元に、昨春に当地で開催予定だった「第1回フラガールズ甲子園」のため実行委員会が作ったガイドブックがある。ハワイの歴史文化が詳細に記され、中に「フラは体で表現される文学」とある。文字の無かった王朝時代に、フラの踊りの表情や振りで言葉が表現されていたという▼そうした表現力を育成する踊りだからこそ、若者に学んでほしい。心豊かな大人になるために―その思いから発した「甲子園」なのだと理解した。震災で1年遅れとなった聖地での大会が8月、平で開かれる。成功を祈りたい。
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