いわき民報 > 片隅抄 > Blog article: 2011.09.07

片隅抄

2011.09.07

2011年09月07日(水)更新
いつになったら幼児虐待がなくなるのか。しつけと称してわが子に暴力をふるい、揚げ句の果てに死に至らしめる親。鬼畜の行為としか言いようがない▼厚労省の発表によると、10年度中に全国の児童相談所が受理した虐待相談件数は5万5152件で、初めて5万件を突破した。前年より1万件以上も増え、増加傾向に歯止めがかからない▼先日も、7歳の長男を虐待死させた疑いで両親が逮捕された。長男の体には外傷が多数あり日常的に虐待があったのではないかとして、警察では2人から事情を聴いている。このほかにも千葉県では2歳10カ月の男児が餓死するなど、悲惨な事件が後を絶たない▼虐待のほとんどが、家庭内という密室で行われているだけに、実態把握が難しく、どうしても対応が遅れがち。親から虐待を受けた子どもの心の傷は一生残ると聞く。周りにいる子どもたちの体に不自然な傷跡を発見したら、まずは相談所や警察に通報することだ。
丸市屋の特選品はこちら