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片隅抄

2011.08.17

2011年08月17日(水)更新
 住宅用火災警報器の設置については消防法の改正によって、新築住宅ではすでに義務化されているが、今年の6月1日から既存住宅でも同様の扱いとなった▼ところが、市消防本部が先日、設置状況について調べた結果、いわき市の普及率は58・2%で、県全体の普及率60・5%を下回ったばかりか、全国平均から見ても13ポイントも低いことが分かった▼設置義務化の背景には、全国で逃げ遅れが原因で亡くなるケースが後を絶たないからだ。県内で起きた住宅火災を見ても逃げ遅れによる犠牲が最も多く、全体の7割を占める。その対策の1つが火災を早期に感知し、警報音などによって知らせる火災警報器なのだが▼「火災に早く気付き逃げたら、命だけは助かったのに」といった話を、消防関係者から聞くことがある。火災は一瞬にして生命や財産を奪い、すべてのものを灰にしてしまう。火災警報器は自分の命を守る道具だという意識を強く持ち設置を急ぎたい。
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