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片隅抄

2011.05.21

2011年05月21日(土)更新
 甲子園の高校野球。春のセンバツより、夏の選手権大会の方がファンの心に印象強く残るのは、おそらく灼熱の太陽の存在が大きいのではないかと思う▼人気野球漫画『ドカベン』で繰り広げられた夏の甲子園「いわき東―明訓」の決勝戦。試合を決めたのは最終回、その強烈な太陽の光に目がくらんだ明訓・岩鬼の逆転2ランだった▼甲子園の決勝戦は午後1時に開始する。地方大会でもそうだ。春先のセンバツならともかく、選手の健康状態を考えれば、最も気温が上昇する時間帯にプレーさせることに疑問をもっていたのだが、今年の甲子園の決勝戦は節電対策として午前9時半にプレーボールとなった▼夏季五輪のマラソンでも、暑さを避けるため日中のレースを避ける傾向にある。8月15日に甲子園のスタンドにいたことがあるが、尋常な熱さではなかった。真夏の太陽がヒートアップする前の朝の決勝戦が、選手のパフォーマンスにどんな影響を与えるだろうか。
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