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片隅抄

2011.01.21

2011年01月21日(金)更新
 自己に親切なれ/何人にも親切なれ/職務に親切なれ―。勿来市民会館の敷地内に紳士然とした星一の胸像がある。文字は手前に設置された石碑に綴られた「親切第一」の教えだ▼このあとも物品、時間、金銭と続き、親切に敵なし/親切は世界を征服する/と結ばれている。郷土の偉人に今さら多くの説明は必要ないが、生前の活動を知るほど親切一筋の人生だったと思わざるを得ない▼晩年は南米ペルーに広大な土地を購入、日本人移民の地を建設する壮大な計画を進めていた。19日は星の60回目の命日。当日、胸像前には彼の偉業をたたえ、功績を長く伝えようと昨年発足した「星一プロジェクト実行委員会」メンバーらが集まり献花式を行った▼遺徳を偲び、多くの市民に星の足跡を紹介する同委員会。30日、いわき産業創造館(ラトブ6階)で星研究の第一人者、三沢美和星薬科大教授を招いた講演会を開催する。新たな人物像が発見できるかもしれない。
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