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片隅抄

2010.10.20

2010年10月20日(水)更新

 懐かしい顔に再開した。同じ大学に通った仲間が卒業以来、30年ぶりに東京で顔を会わせた。同期30人とその恩師2人が集まり、学生時代の思い出話に花を咲かせた▼北は北海道から南は九州と全国から集まった。社会の荒波にもまれ、皆一様に老け込んだ同期たち。アルコールが入り、席を移動しての歓談に、青春の一時期、同じ学び舎で学んだ仲間との会話に酔いしれた▼会場を移しての2次会、3次会。酔いが回るに従って話題の中心はいつしか仕事から自身の健康、家族へと。血圧が高いとか、就職浪人の息子にすねをかじられ、それでなくとも給料が減って細いすねが、さらに細くなり、もう折れそうだのぐちについ心が暗くなる▼沈みがちの気持ちを晴らしてくれたのは仲間の一言。「これからはますます高齢化が進み、さまざまな分野でおれたちへのニーズは高まるばかり。まだまだ老け込んでなんかいられるか」。この言葉に少しだけ力をもらった。

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