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片隅抄

2010.09.10

2010年09月10日(金)更新
 ある中規模病院の事務長から聞いた話。ホームページ上で医師の募集をしたところ、大阪在住の男性から電話で問い合わせがあったという▼「自分は友達のところで寝泊まりをしている。連絡は携帯電話だけ」「実家は九州。父は耳鼻咽喉科医院を開いているが、意見が合わずに継いでいない」「親に借金を返済するため、採用の場合には、前もって金を都合してもらいたい」▼男性の話はこのようなものだったらしいが、医師免許証の話に及ぶと「ビリビリに破いてしまったので、再発行に3カ月かかる」と返答。誰が破いたのかは不明だが、医師であることを明らかにする大事な証書を粗略に扱えるものだろうか▼同病院の確認では、電話の主が語った氏名の医師は実際に存在していたが、金銭貸借については規定に沿わないということで断った。世間では実際に雇用したあと、無免許だった実例もある。医師不足につけ込んだ手口なら、悪質であり拙すぎる。
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