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片隅抄

2010.09.08

2010年09月08日(水)更新

車を運転していると、サイレンを鳴らして先を急ぐ救急車とよく出合う。病人やけが人を搬送中なのかと思うと、大事に至らなければと願わずにはいられない▼いわき市消防本部がまとめた昨年1年間の救急車の出場件数は11256件で、前年と比べると44件増加した。平均すると日に31回出動した計算になる。搬送患者は急病や一般負傷のほか交通事故など多岐にわたり、それだけに市民にとっては救急時には頼れる存在だ▼その一方で、頼りすぎの感もあって、ちょっと調子が悪いからといって日に何度も救急車を呼ぶ人など、近年は救急度の低い要請が増えてきているとか。問題なのは緊急性のない出動中に、一刻を争う患者が出た場合だ。救急車が他に回っていて到着が遅れ、治療が間に合わなかったりしたらそれこそ大ごとだ▼1人暮らしの高齢者にとっては救急車は命をつなぐ頼みの綱。あす9月9日は「救急の日」。救急車の適正な利用法などを考えたい。

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