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片隅抄

2010.07.29

2010年07月29日(木)更新

 まるで芸能人のような素敵な名前や、珍しい名前の人に出会うことがある。それがピタリとはまっていたりすると、親のセンスが感じられて面白い。名はそれこそ自由に考え選べるものだが、名字は祖先から代々受け継いできたもの▼名字研究者の見解では日本に十数万~30万の名字があって、アジアでは突出して多いのだそうだ。漢字2文字が86%、3文字10%、1文字が3%で、最も長い名字は5文字。3傑は佐藤、鈴木、高橋の順だとか▼由来もさまざまで、一番多いのが地名に由来するもの、次いで山、川、田などのついた地形由来。ほかに西村や前田など方位や位置関係由来、東海林などの職業由来、藤のつく藤原氏由来などと実に奥が深い▼名の由来は親に聞いて知っている人も、名字は興味を持って調べでもしないと分からない場合が多い。名字を持つ民族は、世界的に見ても少数派というから大切にしたい。文化遺産の1つと考え、ルーツを辿ってみてはいかが。

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