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片隅抄

2010.07.24

2010年07月24日(土)更新
 12日に行われた夏の高校野球福島大会、四倉―保原戦は、時おり雨降る中での試合となった▼四倉が3回に一挙5点を先取したのも束の間、5回に追いつかれ、試合の流れは保原に傾いたかに見えた。そのとき四倉応援団席から合唱が流れた。♪あきらめるのはまだ早い これからだ/甲子園の道へとぼくらをつなぐボール/そして今ぼくらが叶えるのは 必ず勝つと決めたあの日の夢を▼いきものがかりのヒット曲『YELL』のメロディーに乗せて、生徒たちがナインのために考えた歌詞を心をこめて歌った。その思いは届いた! 6回に4点、9回にはとどめを刺す3点。生徒たちの合唱は、四倉の海の大きなうねりとなって保原をのみ込んだのである▼応援歌といえばにぎやかな楽曲が定番だが、女子生徒を中心とした特設の四倉応援団の、太鼓も吹奏楽もない『YELL』の合唱と選手の頑張りに胸が熱くなった。レンズが曇ったのは雨のせいではなかったようだ。
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