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片隅抄

2010.04.24

2010年04月24日(土)更新
 市内の各消防団では29日に行われる規律訓練競技大会に向けて、連日、行進の練習が繰り広げられている▼抄子が所属するのは第2支団。今週の月曜日から大会前日の28日まで、小名浜一中グラウンドで午後7時から約1時間半、3つの小隊が1つにまとまった行進を目標にしながら「右向け右!」「全体止まれ!」を繰り返している▼消火や防災に当たっては統制のとれた団員の行動が重要であるのは言うまでもない。その意識高揚のための規律訓練であるのだが、現実にはそうした崇高な精神はあまり見当たらない。「こんなことして何の役に立つんだろ」「寒っ! 早く終わんねぇかな」。団員たちが小声で言う▼『仕事が忙しいから』というのが、消防団を悩ませるキーワードである。慢性的な団員不足と高齢化。訓練に参加する団員も少なく、忙しいながら犠牲を払って足を運んで来るのが現状だ。新しい消防団の在り方を今、本気で取り組むべきではないだろうか。
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