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片隅抄

2010.04.21

2010年04月21日(水)更新
 ごみ袋を手に集積場に向かって歩いていると、小学生の一団と出会った。集団登校なのだろう、全員が手をつなぎ、2列縦隊で歩いている▼近所の子どもたちと思い「おはよう」と声を掛けた。当然、あいさつが返ってくると思いきや、あいさつどころか会釈もなく、ただ黙って歩き去ってしまった。会社で、今の子どもはあいさつもできないのかと怒っていたら、同僚が「不審者に間違われ、あいさつしなかったのでは」。礼儀しらずではなくそういうことなのかと、ある意味納得してしまった▼都会ほどではないが、いわきでも登下校時に声を掛けてきたり、体を触ったりするなど子どもをねらった事件を耳にする。そんなことを考えると、あいさつができないのではなく、家や学校で知らないおじさんから声を掛けられたら、無視しなさいとでも教えられているのかもしれない▼ただそれも分からなくもないが、無視だけで解決にはならない。社会全体で取り組む問題だ。
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