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片隅抄

2010.03.20

2010年03月20日(土)更新
 GB(ゲートボール競技)といえば、現在ほどニュースポーツが普及していなかった時代、体力が衰えたお年寄り向けスポーツとして第一の人気を誇っていた▼そのブームが下火になったのは、試合中、1人の選手のミスを別の選手が辛らつに非難するという、団体競技にあってはならない人間関係に嫌気がさしたことが大きかった。そこへグラウンドゴルフやターゲットバードゴルフといった新しい個人競技が普及したのである▼でもGBは面白い。単にボールをゲートに通過させるだけでない。〝いかに相手を邪魔するか〟を重点に、敵のボールをコートから弾き出して攻勢をかけたり、後続の味方の選手が打ちやすい場所に転がしたりと、脳を刺激する戦略性に富んだスポーツだからだ▼カーリング競技を〝氷上のチェス〟というが、試合運びはGBに近いと思う。味方のミスを仲間がカバーし合い、体と頭の体操に適したスポーツ。少しGBを見直してはどうだろう。
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