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片隅抄

17.09.27

2017年09月27日(水)更新
先日、散歩のついでに車で数分のところにある先祖のお墓に行って来た▼墓参りする人もなく、墓地はひっそりと静まり返っていた。お供えの水を替え、持参した線香に火をつけて、家族全員の無病息災を祈り手を合わせた。帰りがけに他の墓に目を転じると、彼岸にでもお供えしたのだろう、花や供物が散乱している光景を目にした。カラスが犯人であることは容易に察しが付く▼場所によっては供え花は造花、供物はお供えしないように呼び掛けているお寺もあるとか。時間とともに供え花は枯れてごみとなり、供物は悪臭の原因にもつながるからという。だからといって花を造花に、供物も供えないのはどうか。田舎では抵抗感を覚える人は少なくないだろう▼母親は、供え花はさておき供物はお供えするが、拝んだ後は墓から持ち帰り、家の仏壇に飾るようにしている。先祖を供養する気持ちに、墓も仏壇も変わりがないとの気持ちからだ。これも一つの考えだろう。
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