2021年2月14日(日)=休刊日

■いわき地方で震度5弱の地震

13日午後11時8分ごろ、いわき地方で震度5強の地震があった。気象庁によると、震源は福島県沖。震源の深さは55キロ(速報値は約60キロ)。地震の規模を示すマグニチュードは7・3(速報値は7・1)と推定される。三和町、平四ツ波、平字梅本で震度5強、小名浜、錦町で震度5弱だった。最大震度は相馬市などの震度6強。津波の心配はない。同庁は14日未明に記者会見を行い、東日本大震災の余震と考えられると明らかにした。

またこの地震の後、同日午後6時半までに、福島県沖では震度1以上の地震が38回確認されている。揺れの強かった地域では、地震発生から1週間程度、最大震度6強程度の地震に注意するよう求めている。さらに同庁では地震による地盤の緩みを考慮し、雨による土砂災害の危険性が通常より高まっているとし、土砂災害警戒情報の発表基準について、通常基準より引き下げた暫定基準を設けて運用すると発表した。