2021年2月1日(月)

■<新型コロナ>いわき市で新たに4人 市内3例目クラスターは7人全員陽性に

県は1日、いわき市で1月31日、新たに4人の新型コロナウイルス陽性者が判明したと明らかにした。13日連続の確認で、累計で238人となった。県によると、陽性者は20〜70代。概要は別掲 <こちら>。

県内全体では8人の陽性者が確認され、累計は1735人。2日連続で一桁となった。入院者(予定含む)は215人で、確保病床数469床に対し、占有率は45・8%と、政府の分科会が示す感染状況のうち、最も深刻なステージ4(爆発的感染拡大)の指標の一つ「確保病床の50%以上」は下回っている。

また市は1日、1月29日に市内3例目とした個人宅でのクラスター(感染集団)について、31日までに残りの2人も陽性となり、会食に参加した7人全員が陽性となったと公表した。

■いわきFCが新体制発表会 勝ち点70でJFL優勝だ!

日本フットボールリーグ(JFL)参戦2年目を迎えた「いわきFC」の新体制発表会が1月31日午後、イオンモールいわき小名浜4階のポレポレシネマズいわき小名浜で開かれ、今季所属するトップチームの25人が意気込みを示した。

イオンモールで新体制発表を行うのは、昨年に続き2度目。コロナ禍で人数を制限し、会場にはサポーターや関係者約80人しか入れなかったが、それでも熱気にあふれ、新たなユニフォームを身にまとった選手たちが登場。いわきスポーツクラブの大倉智代表取締役(51)は「HUMBLE&HUNGRY(ハンブル&ハングリー)―成長を、挑戦を貫く―」をチームスローガンに掲げることを発表し、チーム一丸となって1戦1戦『謙虚に、貪欲に』挑み、悲願のJ3昇格を目指すことを誓った。

新キャプテンには、所属2年目のMF山口大輝(23)=流通経済大卒=が抜擢され、「常に上を目指し、1試合1試合、魂の息吹くフットボールを体現して他のチームを圧倒し、ファンの皆さんと喜び合えるような1年にしたい」と表明。チームとしては昨季の悔しさから、32試合で勝ち点70、得点70、失点30(昨季の最終結果は15試合で勝ち点21、得点24、失点24)と、JFL優勝・J3昇格を目標を掲げた。

写真は、新シーズンに向け、意気込みなどを語った選手たち=1月31日(クリックで拡大)

■<新型コロナ>新常磐交通 きょうから東京線が9往復に

新常磐交通は1日から、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言の再発出を受け、高速バス「富岡・いわき・北茨城〜東京」線を、現行の15往復から9往復に減便した。ダイヤは<こちら>から。問い合わせは、新常磐交通=電話(46)0200=まで。

■母親が息子の首絞める いわき中央署 殺人未遂で逮捕

いわき市小川町の自宅で10歳未満の息子の首を絞めて殺害しようとしたとして、いわき中央署は1月30日午前9時41分、同町西小川、無職女(45)を殺人未遂の現行犯で逮捕した。息子は女の次男で市内の病院に運ばれたが、命に別条はない。同署は1日午前、女の身柄を地検いわき支部に送致し、犯行動機や経緯などを詳しく調べている。

逮捕容疑によると、女は1月30日午前8時45分ごろ、自宅で息子の首を絞めて殺害しようとした疑い。同署などによると、女が「男の子の首を絞めた」と自ら119番通報し、消防から連絡を受け、現場に駆けつけた同署員がその場で取り押さえた。事件当時、家には義母と次男の3人がおり、犯行に気付いた義母が止めに入ったとみられる。

捜査関係者による、女は「首を絞めたことは間違いない」と容疑を認め、「殺すつもりだった」との趣旨の供述も。息子の首はひも状のもので絞め、同署では殺意があったとみて捜査を続けている。

写真は、事件のあった小川町西小川の民家=1月31日(クリックで拡大