2021年1月15日(金)

■<新型コロナ>いわき市は8人 四倉町の訪問介護施設で市内2例目クラスター

県は15日、いわき市で14日、新たに8人の新型コロナウイルス陽性者が判明したと明らかにした。いわき市での確認は18日連続で、累計では178人となった。県によると、陽性者は10歳代から90歳代。概要は別掲 <こちら>。

県内全体では36人の陽性者が確認され、累計で1373人となった。入院者数は予定者を含め311人。確保病床数469床に対し、占有率は66・3%とこれまでで一番ひっ迫しており、政府の分科会が示す感染状況のうち、最も深刻なステージ4(爆発的感染拡大)の指標の一つ「確保病床の50%以上」を上回る。

また市は15日、社会福祉法人楽寿会の「よつくら訪問看護ステーション」(四倉町上仁井田)で、クラスター(感染集団)が発生したと発表した。清水市長が同日夜、市役所で記者会見して公表した。市や楽寿会によると、15日までに職員3人、利用者5人、その家族3人の計11人が陽性となっている。すでにサービスは停止している。いわき市でのクラスターは、4月に常磐三沢町の薬品関係工場で生じて以来2例目。

■湯本と遠野の統合で「いわき湯本」に 県教委公表

県教委は14日、来春開校する統合高校5校の校名案を公表した。湯本、遠野両校で準備を進めている統合校については、地域に根付き、温泉観光地としてもなじみ深い湯本を残し「いわき湯本」に。国立、難関私学の4年制大学進学を目指す「アカデミックコース」と、看護系専門学校・大学や公務員、就職を視野に入れた「スペシャリストコース」を特色に掲げた人材育成を目指すという。

現状で湯本は1学年普通科6学級の定員240人、遠野普通科2学級の定員80人となるが、来年4月の開校時には普通科6学級の定員240人に。新入生は湯本校舎を学び舎とし、遠野の統合以前の在校生は遠野校舎を卒業まで利用する。遠野校舎は令和5年度で在校生が卒業するため、翌6年度以降の利活用については今後検討を進めていく方針。

校名案については、県議会2月定例会で福島県高等学校条例の一部改正を上程し、承認が得られれば正式決定する。

■いわきFC 今季の練習スタート 謙虚と貪欲でJ3昇格を!

日本フットボールリーグ(JFL)に参戦するいわきFCの今季初練習が14日、常磐上湯長谷町のいわきFCパークで行われ、選手たちは念願のJ3昇格を目指し、新加入の8人を迎えて25人全員揃っての新たなスタートを切った。今季のスローガンは「HUMBLE & HUNGRY〜成長を、挑戦を貫く〜」。謙虚に、貪欲に全員で「90分間倒れない止まらない魂の息吹くフットボール」を意識して目の前の試合に挑み、1年間覚悟を持って取り組む、との気持ちを込めた。

選手たちの士気は高く、「昨季の悔しさもあるので、今年はもっと結果にこだわりたい。昨季の課題だったセットプレーなどにしっかり対応し、皆さんに喜んでもらえるような結果を得られるよう頑張りたい」と田村雄三監督(38)。選手たちはミーティングで目標意識を統一して静かに闘志を燃やし、グラウンドに飛び出してストレッチやシャトルラン、グループでのパス回しをするなど軽めの調整に努めた。

写真は、初練習に汗を流す選手たち=14日(クリックで拡大)

■迫るヨーカドー平店閉店 次の商業施設整備に話し合いへ

昭和46年4月のオープン以来、ショッピングセンターとして親しまれてきた、イトーヨーカドー平店が2月28日をもって閉店する。すでに「閉店売りつくし」セールを実施するなど、約50年間にわたり営業してきた歴史を閉じる。既存の建物、立体駐車場などは4月から1年かけて解体工事を行い、約1万4000平方メートルの跡地には、新たに地域密着型の商業施設計画が持ち上がっている。

この計画は、土地、建物の一部を所有する真砂不動産(猪狩達宏代表取締役)=平字田町=が東日本大震災後のまちづくり、今後の将来像、店舗全体の老朽化などを考えた上で消費ニーズを含む多角的な調査結果を分析し、判断したもので、「市中心市街地活性化基本計画」に採択され、地域密着型商業施設設備事業に位置付けられている。

猪狩社長は「ヨーカドーさんは、撤退後もまちづくりに理解を示している。私たちと足並みをそろえ、次の商業施設整備に話し合いを進めていく」と話す。また現在進行しているJR東日本のいわき駅南口ホテル建設、同駅北口再開発、いわき駅並木通り地区市街地再開発事業との連携も必要とし、多様化するニーズに応えたいとしている。