2020年12月27日(日)=休刊日

■<新型コロナ>いわき市で新たに2人 中央署と双葉町の職員 累計では73人に

県は27日、いわき市で26日、新型コロナウイルスの陽性者が新たに2人分かったと明らかにした。いわき市での確認は計73人となった。県などによると、1人はいわき中央署の40歳代男性職員、もう1人は双葉町いわき事務所(いわき市東田町)の30歳代男性職員。いずれも現時点で感染経路は不明。

40歳代の男性職員は21日、発熱やのどの痛み、鼻汁、咳症状を覚えた。25日にはのどの痛みや鼻汁、咳症状、味覚症状があり、医療機関を受診して検体を採取。26日にPCR検査の結果、陽性となった。軽症で入院予定。職場関係者が濃厚接触者に該当する。発症2日前の勤務歴は調査中。

30歳代の男性職員は24日、発熱やけん怠感、関節痛、腹痛、頭痛、咳症状があった。25日には発熱やけん怠感、関節痛、腹痛、めまい、咳症状が生じ、医療機関を受診して検体を採取。26日にPCR検査の結果、陽性となった。軽症で入院予定。職場関係者が濃厚接触者に該当する。22〜24日はマスク着用で勤務しているが、双葉町によると、主に窓口業務に従事する職員ではない。

県内全体の26日の陽性者は21人。26日までの陽性者累計数は886人で、入院患者(予定を含む)は196人。確保病床数469床に対し、占有率は41・8%となっている。依然として、ステージ3(感染急増)の指標の一つ「確保病床の25%以上」を大きく越えている。