2020年12月16日(水)

■夜間の道路横断気をつけて いわき中央署 柴田署長出演の動画公開

いわき中央署(柴田泰弘署長)は15日、交通安全をテーマにした2分2秒の動画「笑顔のために〜交通取締はなぜやってるの?!」をYouTube(ユーチューブ)の福島県警公式チャンネルで公開した。同署ではこれまで、交通事故防止やなりすまし詐欺被害防止の啓発動画を作製しており、今回で4作目。

同署管内で高齢者が被害に遭う夜間の交通死亡事故が3件発生していることを受け、動画では日没が早まり交通事故が増加傾向にある年末年始を見据え、シートベルトや夜光反射材の着用、夜間の道路の横断、自転車運転時のイヤホン着用の危険性を伝えている。

署員たちが中心となって出演しており、撮影は11月末にスタート。今作には見通しの悪い夜間、横断歩道のない幹線道路を無理に渡ろうとする歩行者役として柴田署長が出演した。夜光反射材の着用を促される役どころで、柴田署長は動画の閲覧ともに「外出は明るいうちに済ませるように。夜間の外出は反射材があるだけでも効果があり違ってくるので、しっかり身に着けてほしい」と注意を呼び掛けている。

写真は、撮影に臨む柴田署長(右から2人目)と署員ら(クリックで拡大)

■文化センターに力作集う 19日までシルバーフェア

シルバーフェア創作展2020(市、市老人クラブ連合会、同実行委員会主催)が15日から、市文化センター5階大展示室で始まった。会期は19日まで。入場無料。

同展は、いわき市内在住の65歳以上を対象に美術(絵画、書、写真、陶芸・彫塑)、手工芸(手芸・工芸)、文学(短歌、俳句、川柳)の3部門で作品を募ったほか、幼稚園、保育園、保育所の8施設から年長園児が描いた祖父母の似顔絵など、共同作品を含む562人・382点が寄せられた。

会場には、80歳代から100歳代の各部門最高齢者の作品はじめ、年齢を感じさせない若々しい感性で制作した力作が並んでいる。時間は午前10時?午後4時(最終日は正午まで)。問い合わせは、市老人クラブ連合会=電話(24)5313=まで。

写真は、開催中のシルバーフェアの様子=15日(クリックで拡大)

■県高校新人ラグビー 対戦カード確定 目指せ東北大会

県高体連ラグビーフットボール専門部の顧問会議(部会長・佐藤弘樹保原高校長)が15日、福島市で行われ、席上、第30回県高校新人体育大会ラグビーフットボール競技の組み合わせ抽選を実施し、東北切符をかけた対戦カードが決まった。東北新人大会の予選を兼ねた15人制のAブロックは磐城農業が郡山北工業、福島が福島東稜と連合チームで参戦し、11校・9チームが出場。前回覇者の磐城は初戦となる2回戦で、平工業と同地区同士で激突する。

表は、第30回県高校新人体育大会ラグビーフットボール競技の組み合わせ(クリックで拡大)

■コロナ終息願って ガールスカウトの「折鶴アート」 いわき駅に展示

ガールスカウト福島県連盟(山岸敦子連盟長)主催の「つながる笑顔プロジェクト折鶴アート」の展示が、JRいわき駅で来年1月11日まで行われている。新型コロナウイルス感染症の早期終息を願い、県内のガールスカウト会員、家族ら210人が疫病を払った赤牛伝説をもとに、小さな折り鶴3564羽で「赤べこ」をデザインした額入りアートを完成させた。サイズは縦1・1メートル、横1・8メートル。これまでJR福島、会津若松、郡山の各駅構内に展示されてきた。

写真は、いわき駅構内に展示された折鶴アート(クリックで拡大)