2020年12月10日(木)

■<新型コロナ>いわき市の60歳代男性 県外でのPCR検査で陽性と判明

県は10日、いわき市の60歳代の会社員男性が8日、新型コロナウイルスの陽性者と判明したと明らかにした。男性は県外で分かったため、いわき市・福島県の陽性者数には含まれない。県によると、男性は7日に自ら県外の医療機関でPCR検査を受け、8日に陽性と示された。症状はなく、すでに入院している。濃厚接触者に関しては調査中。感染経路は現時点で不明という。

■いわき市 風力発電110基計画 業界最大手や東大と

市議会12月定例会は9日、一般質問3日目が行われ、次世代エネルギーを活用したまちづくりを目指し、市は市内で7事業・約110基の風力発電施設計画を進め、出力合計は約36万キロワットとなると、小野邦弘議員(志帥会)の質問に小松尚人産業振興部長が答えた。

市によると、風力発電施設の導入は福島イノベーション・コースト構想や福島新エネ社会構想に基づき、再生可能エネルギーを活用した復興・創生を図るのが目的。建設工事は、発電事業者から設計・調達・建設を一括して請け負う大手建設事業者から、地元企業が受注を受けられるよう、昨年7月、いわき商工会議所と市内の建設業の関係団体が主体となり、研究会を立ち上げ、知識習得や現場視察を行っている。

メンテナンス業務は北海道旭川市に本社を置き、風力メンテナンス企業の国内最大手「北拓」や、東京大先端科学技術研究センターと連携。本市独自の教育・体験プログラムを構築し、小中学生や福島高専の学生らを対象とした未来人材の育成や市内企業を対象とした即戦力人材の育成に取り組み、市場開拓を創出したいとしている。

<東日本台風 被災した市の管理河川は60カ所復旧>

また市が管理する河川で、昨年10月の東日本台風(台風19号)で被災した63河川の177カ所のうち、11月末までに60カ所で復旧が完了したと、遠藤崇広議員(自民党一誠会)の質問に根本英典土木部長が答えた。

河川・177カ所のうち、147カ所で契約を締結。夏井、好間両河川については県市の関係部署で構成する「夏井川・好間川改良復旧事業に係る連絡調整会議」を組織するなどし、課題解決に努めている。契約未決の30カ所については14件の災害復旧工事として集約して発注する考え。入札待ちは3件・14カ所、発注準備中は14件・16カ所となっている。

■フラ女将と飲もう! 15日から期間限定バーオープン

『フラ女将』とBarで一杯。一緒に飲みながらおしゃべりしませんか――。湯本温泉郷名物のフラ女将がカウンターに立ち、接客する「フラ女将’s Bar」が15日、常磐湯本町天王崎のちょい飲みバル マイタイに期日限定でオープンする。

「ふらふらのんで、ぶらぶら散歩して、フラの街を楽しもう」をテーマに掲げ、地域づくりイベントとして開催中の「第6回湯の街フラふらり〜」(湯の街「復興」学園祭実行委員会主催、フラのまち宣言推進委員会共催)の一環。Barではスペシャルフードとカクテルを提供予定で、同日と来年1月19日、2月16日の3日間限定で開店する。開店時間は各日午後7〜10時の3時間。事前予約が必要で、申し込み先は、いわき湯本温泉旅館協同組合=電話(43)3017。

画像は、フラ女将’s Barの告知ポスター(クリックで拡大)

■平の小野美術 15日まで暖かいアルパカ商品展示・販売

「ペルー アルパカフェア」が15日まで、平字中町の小野美術で開かれている。アルパカの毛を使った服飾品300点を展示・販売している。ペルー産のアルパカの毛を使った手編みのセーターやカーディガン、スカート、ベスト、マフラーなどを取りそろえている。アルパカの毛は暖かく、ふんわりした手触りが特徴で、耐久性に富んでいる。

色、柄、デザイン、サイズも豊富に用意し、4〜5割り引きで提供中だ。小野美術は「これからの季節にぴったりの商品を幅広く取りそろえました。ぜひご来場を」と話している。なお会場には婦人服のコーナーも併設し、全品5割り引きで提供している。開場時間は午前10時から午後6時(最終日は同5時)。問い合わせは、小野美術=電話(35)0383=まで。

写真は、開催中の「ペルーアルパカフェア」(クリックで拡大)