2020年11月21日(土)

■5年ぶり復活 市文化センターで「プラネタリウム」限定特別投影 23日まで

平字堂根町の市文化センター6階で21日、「プラネタリウム」限定特別投影が始まった。市教委の主催、夢のほしぞら配達の協力。「5年ぶりにいわきのドームに星が灯る」をテーマに期間中は、市内から見える星空を生解説する「今夜のほしぞら解説」(午前10時、午後1、3時)、12月6日にカプセルが帰還するはやぶさ2の成果を案内する「はやぶさ2」(午前11時、午後2時)の2本を計5回投影する。いずれも時間は30分間。

23日まで。入場無料(各回先着20人)。当日午前9時半から、各回の整理券を配布する。新型コロナウイルス感染防止のため、検温などのチェックが行われる。

写真は、プラネタリウムでの特別投影=21日(クリックで拡大)

■高校バレー決勝 磐城一 5年ぶりの春高逃す

第73回全日本バレーボール高校選手権大会県代表決定戦兼第48回FTV杯争奪県高校バレーボール選抜優勝大会(県バレーボール協会など主催)が20、21の両日、福島市の福島トヨタクラウンアリーナ(福島市国体記念体育館)で行われた。最終日の21日、男女決勝が行われ、女子決勝では2年ぶりに決勝にこまを進めた磐城一が5連覇を狙う郡山女子大附属と激突。0―3で敗れ、5年ぶりの春高出場を逃した。

写真は、女子決勝。相手の2枚ブロックを打ち抜く磐城一の愛川千智主将=21日(クリックで拡大)

■いわきFC あすホームラスト J3昇格に負けられない三重戦

日本フットボールリーグ(JFL)で6位のいわきFCは22日、いわきグリーンフィールドでのホーム最終戦(第29節)に挑む。対戦相手は、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)「百年構想クラブ」の認定を受け、ともにJ3昇格を目指す7位のヴィアティン三重(三重)。両チームは勝ち点20で並び、いわきFCが得失点差わずか1で上位に付けている。上位は混戦模様で、ライバル勢との対決を制することができるか、明暗を分ける重要な一戦となる。

いわきFCはこれまで13試合を行い、7試合で先制されたほか、零封した試合は開幕3戦目の第18節までさかのぼるなど、守備に課題を残していたが、第24節からDFの枚数を増やし4バックにすると好転の兆しが見え始めた。24、25節と連敗するも、DFウェズレイ・ロドリゲス(28)を中心に守備の整備が進み、前節のMIOびわこ滋賀(滋賀)戦では10試合ぶりにクリーンシート。

自慢の攻撃陣もチーム得点王で、リーグ5位のFW鈴木翔大(27)を軸に、FWバスケス・バイロン(20)を電撃復帰させるなどして活性化させた。チーム全体も2連勝と勢いに乗っており、ホーム最終戦でライバルとの直接対決を制したい。悲願のJ3昇格をかけた決戦は午後1時に幕を開ける。(成績などは第29節開始前)

■市内で相次ぐなりすまし 市職員などかたる手口に注意を

<いわき東署管内 保険の還付金名目で230万円被害>

いわき東署は20日、市内に住む60歳代の女性が、市職員や銀行員をかたる男の電話を信じ、現金約230万円をだまし取られたと発表した。同署によると、同日午前10時半ごろ、女性宅に市職員をかたる男が「保険の還付金があります。期限が過ぎていますが、今なら間に合います。これから銀行の担当者から電話がいきます」などと告げられた。

話を信じた女性は市内の商業施設で、銀行員をかたる男の指示に従い、ATMから指定された口座に約230万円を振り込んだ。送金後に不審に思った女性が銀行に相談したところ、詐欺と分かった。

<いわき中央署管内では70万円詐取 こちらは税金の還付と>

いわき中央署は20日、市内に住む60歳代の無職男性が、市職員などをかたる男からの電話を信じ、現金約70万円をだまし取られる被害があったと発表した。同署によると、男性宅に電話があったのは19日午後4時10分ごろ。市職員を名乗る男から「税金の還付金があります。銀行口座はどこを持っていますか」などという内容だった。

話を信じた男性が市内2カ所のATMで、指示された預金口座に現金約70万円を振り込んだという。男性は現金を振り込んだ後、家族に話したことで被害が判明した。