2020年11月7日(土)

■いわきFCと一緒に地域活性化「ドリームチャレンジ」開催 あす松江シティ戦

日本フットボールリーグ(JFL)の第27節は8日に行われ、現在11位のいわきFCは、いわきグリーンフィールドに、7位の松江シティFC(島根)を迎え撃つ。今回は「いわきドリームチャレンジ2020」と題し、7日から同フィールド前と多目的広場で試合を盛り上げる地域活性化・交流イベント(スポーツによる人・まちづくり推進協議会主催)が開催されている。

2戦(週)連続のホーム戦となり、8日は悲願のJ昇格に向けて落とすことのできない重要な一戦。機運を高め、スポーツを通じて地域全体を盛り上げようと、前日からスポーツ、健康、食をテーマとしたイベントが繰り広げられている。

会場では、市公認ご当地アイドルの「アイくるガールズ」や、本市出身のミュージシャン木村世治さんらが駆け付け、ライブパフォーマンスを披露したほか、市内の人気店がから揚げ、ポーポー焼き、タコライスなど、多彩なテイクアウト商品を提供。多目的広場では野球、ヨガ、サッカー教室、いわきFCの「いわきスポーツアスレチックアカデミー(ISSA)」体験会が催され、子ども連れなどが楽しげに体を動かした。

また午後には、いわきFCのFW片山紳、MF前田尚輝両選手のトークショーなどが行われた。イベントは明日も開催し、午前10時からアイくるガールズ、木村さんをはじめ、磐城一、好間両高のフラガールが出演。フードエリアも午後3時ごろまで設けられる。同広場では午後1時ごろまでファミリーゴルフなどの体験が行われる予定だ。いわきFC戦のキックオフは8日午後1時。

写真は、食をテーマにしたブースを楽しむ親子連れ=7日(クリックで拡大)

■ミシュラン認めた「おにぎり」披露 14、15日 ほるる

本市産コシヒカリの最上級米「プレミアムいわきライキ」、家庭用米「いわきライキ」の販売促進を図ろうと、昭和29年創業の都内で最も歴史あるおにぎり専門店「おにぎり浅草宿六」が協力する「出張LIVE!おにぎり浅草宿六」が14、15の両日、市石炭・化石館「ほるる」で開かれる。併せて、いわき湯本温泉郷の4旅館で13日から、朝の日帰り入浴客におにぎり2個を振る舞う「モーむす。〜温泉宿でモーニングおむすび〜」を開く。

市農業振興課に事務局を置く「Iwaki Laiki」戦略ブランド化推進本部の主催。「ふくしまプライド。」県産農林水産物販売力強化支援事業として、本市産コシヒカリの消費者拡大の一環として開催する。出張ライブは各日ともに、午前10時から1時間ごとの入れ替え制で計5回(1回40分)行う。同店3代目店主の三浦洋介さんが、「ミシュランガイド東京」の2019、20と2年連続で掲載された握りの技術をライブキッチン形式で披露する。

参加費は1人5百円(おにぎり2個付き)、定員は各回12人。当日は三浦店主によるおにぎりの定している。予約は各日ともに先着順。いわき観光まちづくりビューローのホームページ<こちら>で、参加申し込みを受け付けている。

「モーむす。〜温泉宿でモーニングおむすび〜」は古滝屋、ホテルいづみや、ホテルRyоkanこいと、住乃江の4旅館で実施。各旅館のイベント会期中、同旅館の朝の日帰り入浴利用者に「プレミアムいわきライキ」を使用したおにぎり2個を1人8百円で振る舞う(入浴料込み)。利用日の前日午後6時まで要予約で、先着順となる。

チラシは、プレミアムいわきライキのイベントPR(クリックで拡大)

■磐城 花園への夢絶たれる 東北大会で青森北に17-26の惜敗

第100回全国高校ラグビーフットボール大会県予選2位校による東北ブロック代表決定戦「オータムブロックチャレンジトーナメント」(日本ラグビー協会主催)が6日、宮城県石巻市のセイホクパーク石巻(石巻総合運動公園)で開幕した。

初日は1回戦2試合が行われ、本県2位の磐城は第2試合で、青森県2位の青森北と対戦。開始1分に先行し、上々の滑り出しを切った磐城だったが好機にミスを連発して17―26と惜敗し、9年ぶりの花園出場への夢が完全に絶たれた。

磐城は前半1分、ハーフウエイライン中央ラックから、SH上遠野晶太(2年)が持ち出すと、約50メートルを独走し、敵陣ゴール中央にトライ。CTB山崎悠馬主将(3年)がコンバージョンをきっちりと決め、7点を先行した。

同5分にトライ、ゴールを献上し、同点に追いつかれるも、その2分後、敵陣ゴール前22メートル付近のラックから右展開し、ナンバー8小田桐祭(2年)が勝ち越しのトライを決めたが、立て続けに3トライを献上し、12―26で前半を折り返した。

後半7分、敵陣ゴール手前のラックから、後半頭から途中出場の安田啓介(1年)からパスを受けた山崎主将が左隅にトライを奪い、9点差まで迫るも、反撃はここまで。その後も敵陣深く攻め込むも、再三のトライ機を逸し、花園出場20回を誇る名門にあと一歩及ばなかった。

■9日から秋の火災予防運動 内郷地区で一足先に呼びかけ

『その火事を 防ぐあなたに 金メダル』」をスローガンに掲げた「秋の全国火災予防運動」が9〜15日までの7日間、全国一斉に行われる。本市でも期間中とその前後、市消防本部と市消防団が実施主体となり、市内各地でさまざまな広報活動や事業を展開し、広く市民に火災予防思想の徹底を図る。

運動開始に先立ち、内郷女性消防クラブ(遠藤和子隊長)では7日、内郷消防署(鈴木茂幸署長)と連携し、内郷地区の高齢者宅を訪れ、住宅用火災警報器や消火器の有無などの聞き取りを行った。

同クラブの隊員や署員約30人が参加し、8班に分かれて145世帯を訪問。“見守り活動”を兼ねて声かけを行いながら、地区の子どもら手づくりの防災絵手紙などを配り火災予防を啓発。いわき中央署(柴田泰弘署長)の署員も協力し、夜光反射材を配るなどして交通事故にも気をつけるよう呼び掛けた。

写真は、内郷地区で行われた啓発活動=7日(クリックで拡大)