2020年9月18日(金)

■アクアマリンのユーラシアカワウソ 「ヨシ」と「アキヨ」 欧州との縁で命名

ふくしま海洋科学館「アクアマリンふくしま」(安部義孝館長)で5月に誕生したユーラシアカワウソのオスの子ども2匹の名前が、「YOSHI(ヨシ)」「AQYO(アキヨ)」に決まった。兄弟は展示水槽「カワウソのふち」の巣箱で、父親「ドナウ」、母親「まろん」の3つ子として生まれた(1匹は約1週間後に死亡)。

毎回名前を一般公募しているが、今回は同種の飼育開始から10周年の節目を記念し、飼育の情報や繁殖に向けた個体の交換を行うなど交流の深い、オーストリア「アルペン動物園」の飼育部長ディルク・ユルリッヒさん、ヨーロッパ動物園水族館協会「絶滅の危険性のある動物の保全プログラム(EEP)」ユーラシアカワウソ担当者のエロディ・レイさんが名付け親に。ディルクさんがヨシ、エロディさんがアキヨと名付けた。

2人によると、安部館長のこれまでの功績に敬意を表し、名前のローマ字表記「YOSHITAKA」からヨシ、アキヨは安部館長の名と「Aquamarine(アクアマリン)」から名付けた。名前の決定に合わせ、同館では現在、<こちらで、2匹の成長記録とディルク、エロディさんのコメントをまとめた動画を配信している。

写真は、ユーラシアカワウソのヨシ(左)とアキヨ(クリックで拡大)

【いわき民報社より】初報でアルペン動物園がオーストラリアとなっていました。見出しを含め、訂正いたしました。

■イオンモール小名浜 延期の2周年祭開幕 27日まで

イオンモールいわき小名浜の2周年祭「2周年と100日」が18日、同モール内で始まった。27日まで。本来はオープンした6月に実施予定だったが、新型コロナの影響で延期。今回は「いわき小名浜とこれからも」をテーマに、22の専門店でお楽しみ袋を販売するほか、さまざまなイベントも展開される。

初日は2階マリンコートで、2周年記念限定ノベルティオリジナルエコバッグが先着300人に配布された。また期間中には、対象店舗で1回の買い物で税込み1万以上(合算不可)のレシートを2階インフォメーションセンターに呈示することで、先着500人に1000円分のお買物券がプレゼントされる。

写真は、来店客へのオリジナルエコバッグプレゼント=18日(クリックで拡大)

■秋の交通安全運動に先立ち いわき中央署の出動式行われる

「令和2年秋の全国交通安全運動」(県、県交通対策協議会主唱)が21日から始まることに先立ち、いわき中央署(柴田泰弘署長)は18日午前、各種交通機関・団体と連携してJRいわき駅南口駅前イベント広場で出動式を行い、運動に向けて機運を高めた。

式には清水市長と柴田署長、県いわき地方振興局の鈴木勉局長、いわき中央地区交通安全協会の斎藤貴志夫会長をはじめ署員と各機関・団体から合わせて約70人が参加。清水市長が「夕暮れ時、車は早めの点灯を、歩行者は反射材を付けて安全を確保したい」とあいさつし、柴田署長らが1件でも悲惨な事故をなくすために、参加者へ運動の理解と協力を呼び掛けた。

この後、参加者が見守る中、パトカーと白バイがパトロールのため一斉に出動。参加者たちは同駅南口周辺で行き交う市民に啓発用のチラシや夜光反射材グッズ、ティッシュなどを配布し、事故防止を訴えた。

写真は、JRいわき駅南口駅前広場で行われた出動式=18日(クリックで拡大)

■平の路上強盗 発生から1カ月 引き続き犯人追う

市内に住む20歳代の看護師女性が8月18日午後10時20分ごろ、同市平字大工町地内の路上で、背後から何者かにショルダーバッグを強奪された事件は、18日で発生から1カ月を迎えた。いわき中央署は路上強盗とみて、引き続き周辺で聞き込みを行うなどし、逃走した犯人の行方を追っている。

これまでの調べで、女性は1人で帰宅している途中に、背後から近づいてきた何者かに羽交い絞めにされ、ショルダーバッグを奪われた。女性は一時気を失ったが、けがはなく、バッグには現金数千円などが入っていた。