2020年9月7日(月)

■市議選の期日前投票始まる 初日から一票投じる姿 新型コロナ対策も

任期満了に伴う市議選の期日前投票が7日、平字堂根町の市役所東分庁舎など市内16カ所で始まった。期日前投票は、13日の投票日に用事があって行けない人を対象にしており、いわき市の選挙人名簿に登録されていれば、住所に関わらず、すべての期日前投票所で一票が投じられる。

市役所東分庁舎には初日から多くの市民が訪れ、市民の代表を誰にするかを決めていた。好間町の50歳代女性は毎回選挙に行くといい、「私たちの生活をより良くする人になってほしい」と話していた。今回の市議選は新型コロナウイルス感染症対策も行われている。期日前投票所でも、ソーシャルディスタンス(社会的距離)を確保するため、記載台が1つおきになっている。

なお、世帯ごとに郵送される「選挙のお知らせ」を持参しなくても投票できる。候補者一覧は6日にホームページで更新済み。詳しくは<こちら>。期日前投票は12日まで。場所・時間は次の通り。

▽市役所東分庁舎、市小名浜、勿来、常磐、内郷、四倉支所、好間、中央台公民館、泉公民館講堂=7〜12日午前8時半〜午後8時▽遠野、小川、三和、田人、川前、久之浜・大久支所=7〜10日午前8時半〜午後6時、11、12日午前8時半〜午後8時▽いわき駅前ラトブ=7、9〜12日午前10時〜午後8時(8日は休館日)

写真は、きょうから始まった期日前投票=7日、市役所東分庁舎(クリックで拡大)

■いわきFC 本市初ホーム戦飾れず FW鈴木一矢報いる

日本フットボールリーグ(JFL)の第19節が6日に行われ、いわきFCは、いわきグリーンフィールドでホンダロックSC(宮崎)を迎え撃った。7月18日の開幕後、初となる有観客試合で、選手たちはサポーターの応援を受け勝利を目指したが、立ち上がりから精彩を欠き、前半はセットプレーから失点。後半開始すぐ同点に追いつくも終盤にPKを取られ万事休す。1―2で今季2敗目を喫した。通算2勝2敗で、暫定順位は6位となっている。(ホームページで一部既報)

唯一得点を決めリーグの得点ランキング1位に躍り出た、FW鈴木翔大は「サポーターに勝利を届けられず残念だったが、サポーターの皆さんとともにいわきを盛り上げ、自分たちのプレーを見て少しでも元気を出してもらいたい。やはりホームでの試合はすごく勇気付けられ、ありがたかった」と感謝の気持ちを込めた。

写真は、相手DFをかわし、果敢に攻めるFW鈴木(右)=6日(クリックで拡大)

<受動喫煙防止に「イエローグリーン」 国内プロスポーツでは初>

いわきFCはJFL昇格後、本市で初開催されたホームゲームを、受動喫煙防止を呼びかける「イエローグリーンキャンペーン」の特別試合と位置付けた。国内のプロスポーツとしては初の試みで、「受動喫煙をしたくない・させたくない・大切な人をタバコの煙から守りたい」という意思をシンボルカラーのイエローグリーンに乗せ、会場でコラボタオルやラバーバンド、うちわ型パンフレットなどを無料配布した。

試合前にはセレモニーを開き、ゲーム主将のDF田中龍志郎が、イエローグリーンキャンペーンに賛同することを宣言。また、いわきFCを運営するいわきスポーツクラブ(大倉智代表取締役社長)に対し、日本禁煙学会と市医師会から感謝状が贈られた。セレモニーには大倉社長と第14回日本禁煙学会学術総会の斉藤道也実行委員長(小名浜・みちや内科胃腸科院長)、市医師会の木村守和会長が参加した。

写真は、試合前のセレモニー。左から大倉社長、斉藤委員長、木村会長、DF田中=6日(クリックで拡大)

■平の小野美術 絵画・工芸作品など格安で販売

平字中町の小野美術は14日まで、「決算バーゲン 大蔵出し市」を、3つの企画を用意して開いている。企画1は大山忠作、桝田隆一、室井東志生、竹久夢二他の日本画や洋画、版画作品を、企画2では藤原敬、藤原雄、島岡達三、中里太郎右衛門らの陶芸、漆芸、ガラス作品をそろえた。また企画3は時代物や千家十職、現代作家の茶道具を展示販売している。いずれも3〜5割引(企画1の一部作品は7割引)で提供している。

同店は「決算ならではのお買い得の品をそろえました。ぜひご来店を」とPRしている。開場時間は午前10時から午後6時(最終日は5時)まで。水曜定休。詳しくは、同店=電話(35)0383=まで。

写真は、開催中の「決算バーゲン 大蔵出し市」(クリックで拡大)