2020年9月5日(土)

■あす市議選告示 定数37に対して41人立候補の予定 少数激戦は必至か

任期満了に伴う市議選があす6日、告示日を迎える。市民の代表を決める選挙には定数37に対し現在、現職29・元職2・新人10人が立候補する予定で、少数激戦の見通し。市選管では5日までに、市内619カ所にポスター掲示板を設置した。6日午前8時半から市役所1階ロビーで立候補届け出の受け付けを行い、各候補者は支持者を前に第一声を上げ、7日間の選挙戦に入る。

投票日は13日。即日開票され、同日午後8時から市立総合体育館で開始する。確定は前回並の同11時すぎになる見込み。市内の最新有権者数は(1日現在)27万1132人(男13万2579人、女13万8553人)。前回(平成28年9月)の市議選投票率は、半数を割る過去最低の46・66%だったため、市選管では若年層はじめとする有権者に啓発活動を展開する。

写真は、立候補者のポスターが張られる掲示板=5日(クリックで拡大)

■本社主催 中学新人野球・ソフトの日程決まる

いわき民報社黒獅子旗争奪第55回市中学校新人野球大会、第50回いわき民報社旗争奪市中学校新人ソフトボール大会の合同専門部会が4日、いわき民報社で行われ、両大会の日程が決まった。市新人野球大会は9月26、27、10月3の3日間、グリーンスタジアムなどで開催。市中学校新人ソフトボール大会は10月3、4の両日、新舞子多目的運動場で開かれる。

野球、ソフトボール両専門部の代表者ら約10人が出席。主催者のいわき民報社を代表し、鈴木淳専務取締役が「コロナ渦ということで何かと大変かと思うが、大会運営への協力をお願いしたい」とあいさつ、野球専門部会長の若松真一植田東中校長、秋元拓也錦中校長が各競技の現状などを説明した。

市新人野球大会は、北地区が11チーム、南地区から13チームの合計28校24チームが出場。2地区に分かれ、トーナメント戦で激突し、勝ち上がった両地区の優勝チームが決勝の舞台に立ち、黒獅子旗をかけて争う。開会式は密集を避けるため行進を行わず、初戦の3チームのみで行う。組み合わせは11日午後3時から、中央台公民館で開かれる野球専門部会の席上決定する。

一方、市新人ソフトボール大会には、市内9校・7チームがいわき民報社旗をかけて、熱戦を展開。18日午後3時から、錦中で行うソフトボール専門部会の席上、抽選会を行い、対戦カードが決まる予定だ。

写真は、いわき民報社で開かれた合同専門部会=4日(クリックで拡大)

■秋季高校野球県大会 磐城と光洋は開幕で激突

第72回秋季東北地区高校野球県大会(県高野連主催)の組み合わせ抽選会が4日、中央台公民館で行われ、対戦カードが決まった。「2020年甲子園高校野球交流試合」に出場し、予選免除の磐城は大会初日の11日、メイン球場のいわきグリーンスタジアムの開幕試合で、いわき光洋と同地区同士で激突。いわき支部優勝校の東日大昌平は2回戦から登場し、福島と夏の代替大会優勝校で予選免除の聖光学院の勝者との初戦に挑む。

大会は11日、いわきグリーンスタジアムをメイン球場に開幕。11〜13日の前期、19、21、22日の後期日程で行われる。同スタジアムのほか、福島市の県営あづま球場、郡山市のヨーク開成山スタジアムの3球場で実施。県内6支部の予選を勝ち抜いた23校と支部予選免除の磐城、聖光学院を加えた25校が出場し、トーナメントで秋の県タイトルをかけて激突する。

いわき支部はこのほか、支部準優勝校の磐城桜が丘、代表決定戦を制した湯本が参戦。いずれも大会2日目の12日の1回戦に登場し、磐城桜が丘は県営あづま球場の第1試合で、夏の代替大会で3回戦で敗れた福島東との雪辱戦に挑む。湯本はいわきグリーンスタジアムの第1試合で喜多方桐桜と激突する。

今大会は新型コロナウイルス感染防止の観点から、支部予選と同様、開会式は行わず、原則無観客で実施。選手の保護者(2人まで)と控え選手のみ観戦を許可する。

表は、第72回秋季東北地区高校野球県大会組み合わせ(クリックで拡大)

■あすまで「のみの市」 エブリアで懐かしのフリマ復活

鹿島町の鹿島ショッピングセンター「エブリア」店内で4日、小名浜地区で70年以上続いていたフリーマーケット「のみの市」が始まった。6日まで。のみの市は小名浜商店街、小名浜ショッピングセンター「タウンモール・リスポ」などで、各専門店がさまざまな掘り出し物を販売する催しだったが、平成30年のリスポ閉店を機に途絶えていた。

今回はコロナ渦の中で、市内の良いもの、美味いものを一堂に会して販売することによって、専門店同士のネットワーク構築、エブリアのテナント誘致、活性化などを図るため、ヨークベニマルエブリア店、スーパースポーツゼビオエブリア店の協賛で復活に至った。

初日は、市内専門店21店が加工食品、農産物、料理などを出店。平日にもかかわらず多くの来店客が訪れ、各事業者と楽しく歓談して購入する風景がそこかしこで見かけられた。自社生産や他社の加工食品を販売していたいわきユナイトの植松謙代表取締役COOは「コロナの影響でしばらく対面での販売が出来なかったので、こうした場を作っていただいたことをうれしく思う」と語った。

写真は、盛況を見せているのみの市=4日(クリックで拡大)