2020年8月29日(土)

■あすまで「地区高校写真連盟展」小野さん(いわき総合・3年)「記憶」が特選

いわき地区高等学校写真連盟(吉田強栄会長)の令和2年度同連盟写真展が29日午前、市生涯学習プラザ4階大会議室で始まった。磐城、磐城桜が丘、いわき総合、いわき光洋、湯本、勿来工業各校写真部の部員たちの作品100点が展示されており、来場者たちは興味深そうに力作の数々を眺め、みずみずしくも躍動感あふれる10代の感性を目の前に穏やかな表情を浮かべている。明30日まで。入場無料。30日は午前9時から午後3時まで。

写真部員たち恒例の発表の場で、今年は各校の部員約140人がこの日のために撮りためた数ある写真の中から、“自信の一品”を出展。額装し会場にずらり並べた。展示に先立ち、砂浜の波打ち際に映る太陽と雲、そして女性の足跡と裸足を俯瞰で撮影し、コントラストと構図がストーリー性を感じさせる、いわき総合高3年生の小野花織さんの「記憶」が一席の特選を受賞。同校1年生の小野夢姫(いぶき)さんの「絆(きずな)」「水光(すいこう)」の2作品が、準特選を独占した。

写真は、特選作品の小野さんによる「記憶」(クリックで拡大)

■安倍首相の辞任表明 本市関係者からは驚きや感謝

安倍晋三首相が28日午後5時から、首相官邸で記者会見をし、持病の潰瘍性大腸炎の悪化を理由に辞任する意向を明らかにした。安倍首相は「病気と治療を抱え、体力が万全でないという苦痛の中、大切な政治判断を誤ること、結果を出せないことがあってはならない。国民の皆さまの負託に自信を持って応えられる状態でなくなった以上、総理大臣の地位にあり続けるべきではないと判断した」と説明した。新型コロナウイルス感染症の影響が色濃い中、退陣意向の表明は本市関係者や市民からも驚きの声が上がっている。(ホームページで一部昨報)

森雅子法相(参院福島選挙区)=泉町=は「大変驚いたが、会見前の臨時閣議では私たちの目を見ながら、しっかりと説明された。すべての閣僚が復興相と伝え、質・量ともに福島の復興に、大いに尽力されたことに感謝申し上げる。安倍内閣の最初と最後の大臣を務める得がたい経験もさせていただいた。法相の職責を最後まで全うしたい」と述べた。

復興相を務めた吉野正芳衆院議員(福島5区)=植田町=は「職責の重さを十分ご理解した上での今般の辞意表明だったと思う。かつて安倍首相が訓示された『すべての大臣が復興大臣のつもりでという意識を胸に刻み、復興加速に全力を尽くしてもらいたい』というお言葉は大変ありがたかった。これまで、大変ご苦労様でしたと申し上げたい」と語った。

市民からは、平の会社員男性(64)の「健康上の問題もあるが続けられないのは残念。休息が必要だと思う」や、好間町の地方公務員男性(46) の「長い間、重責を担われ、お疲れ様でした。早く病気を治してください」といったいたわりの言葉が聞かれた。

一方で、常磐のサービス業女性(49)の「とても無責任。県知事もコロナで一生懸命やっている中で1回目の辞任もこんな感じだった。症状にもよるが責任に欠けるのでは」など厳しい意見も寄せられた。

写真は、記者会見で辞意を表明する安倍首相=28日午後5時17分、首相官邸(読売・源幸正倫撮影=クリックで拡大)

■あすアリオスで白崎さんソロライブ 市民を勇気づけたい

山形県酒田市出身の歌手白崎映美さんのソロコンサート「あいたいよ」のいわき公演が30日、いわき芸術文化交流館「アリオス」の小劇場で開かれる。マルメロ、BarQUEEN(バークイーン)主催。

白崎さんは長く「上々颱風(しゃんしゃんたいふーん)」のボーカルを務めたほか、ソロ活動やスタジオジブリ「平成狸合戦ぽんぽこ」の映画音楽担当、シンディ・ローパーのアルバムレコーディングとライブの参加など、多岐にわたり活躍。震災後は本市を含む被災地を巡り精力的にライブを開催するなどし、音楽による心の復興支援に力を込めてきた。

今回のコンサートは、コロナ禍で不安を抱える市民を勇気づけたいという思いを込めており、上々颱風の代表曲「いつでも誰かが」、福島への思いを込めた楽曲「風のおはなし」などを披露する予定。また白崎さんをはじめスタッフ全員がPCR検査を受け、万全の態勢でコンサートに臨むという。

開演は午後4時(開場同3時半)。全席自由で、前売り券は一般が3800円(当日券4300円)、学生が2000円(同2300円)。アリオスチケットセンターなどで購入できる。

画像は、コンサートの開催をPRするチラシ(クリックで拡大)

■南東北大野球秋季リーグ開幕 東日本国際大がコールド快勝

南東北大学野球連盟2020年度秋季リーグ戦(同連盟主催、いわき民報社など後援)が29日、いわきグリーンスタジアムで開幕した。今季も1部・6大学のみの参戦となり、第1週1日目の3試合が行われた。第1試合では、東日本国際大が日大工学部に7―0の七回コールドで快勝。2年ぶりの王座奪還に向けて、危なげなく白星発進を切った。

東日本国際大は初回1死二塁から、斎田海斗(4年・仙台育英)の中前適時打で先制すると、七回には、打者一巡の猛攻で一挙6点を奪い、試合を決めた。守っては、先発の主戦・佐々木大輔(同・山村学園)が2桁の10奪三振を奪い、2安打無失点で開幕戦を勝利で飾った。

リーグ戦には福島、山形、宮城3県の6大学が出場。9月末まで、毎週土、日曜日、各県の球場を転戦し、全5週・2回戦総当たりリーグで優勝を争う。優勝校は10月24、25の両日、青森県の弘前市運動公園野球場で開かれる第51回明治神宮野球大会第12回東北地区大学野球代表決定戦に出場する。

<左腕の主戦・佐々木が堂々の10奪三振>

新型コロナウイルスの影響で春季リーグが見送られ、約1年ぶりに幕を開けた南東北のリーグ戦。仲間たちがベンチで顔をこわばらせる中、左腕主戦・佐々木大輔(4年・山村学園)は相変わらずのポーカーフェイスだ。今季から、斜め上を見ながら、右足を思い切り上げてためを作る好調時のダイナミックなフォームに戻した。

昨秋、胴上げ投手の座を逃した悔しさを忘れず、人より1時間以上早くグラウンド入りし、練習した成果を披露。入りから、変化球を決め球に相手打線を翻ろう。「スライダー、チェンジアップがうまく決まっていた」と佐々木大。与えた安打はわずか2本、2桁の10三振を奪い、堂々の初陣を飾った。

写真は、2安打10奪三振で零封し、今季1勝目をマークした東日本国際大の佐々木大=29日(クリックで拡大)