最終更新:8月21日午後5時50分

■国内プロスポーツで初 いわきFC 9月6日のホーム戦「受動喫煙防止」呼びかけ

常磐水野谷町の21世紀の森公園・いわきグリーンフィールドで、9月6日午後3時にキックオフする日本フットボールリーグ(JFL)の第19節「いわきFC対ホンダロックSC(宮崎)」戦。いわきFCは20日、JFL昇格後、本市で初めて開催されるホームゲームを、受動喫煙防止を呼び掛ける「イエローグリーンキャンペーン」の特別試合とすることを発表した。国内のプロスポーツとしては初の試みという。

会場では日本禁煙学会などの後援を得、いわきFCとイエローグリーンキャンペーンがコラボしたオリジナルタオル、バンド、うちわ型パンフレットなどのグッズを、午後1時半から来場者に無料配布(先着千枚)。特別ブースを設けて署名活動を行い、署名者にはオリジナルフェイスペイントシールをプレゼントするほか、喫煙の危険性を伝えるパネル展示、市保健所によるリボン作りワークショップを催す。開催時間は午後1〜5時。

また、コラボグッズの「イエローグリーンシュシュ」を試合会場と、いわきFC公式オンラインストアで80個限定販売。収益の一部はキャンペーンの助成費用に充てる。20日の時点では有観客試合を想定しているが、全国的に新型コロナウイルスの感染が広まっていることを受け、JFLは9月6日開催の第19節について、「入場制限を設けることを検討する」と19日に発表している。

画像は、初開催となるイエローグリーンスペシャルマッチの告知(クリックで拡大)

■四倉・道の駅にポケモンが! 世界に一つのマンホール

四倉町の道の駅「よつくら港」の海浜ふれあい広場に、ポケモンマンホール「ポケふた」が“出現”し、子どもたちを喜ばせている。地域活性化に役立ててほしいと、株式会社ポケモン(本社・東京都港区)が全国各地の自治体に世界でたった一つのポケふたを寄贈をしている取り組みで、今月に入り本県の9市町村に寄贈された。

道の駅は市内では唯一の“出現”スポット。ふくしま応援ポケモン「ラッキー」と、本市のウリでもある“フラ”を感じさせるポケモン「キレイハナ」が描かれた、いわきらしいデザインとなっている。設置されたポケふたは順次、スマートフォン向けの位置情報ゲーム「Pokemon GO(ポケモンゴー)」のポケストップになる予定で、ファンにとっては新たな名所として人気を集めそうだ。

写真は、ポケモンマンホールを興味深そうに見つめる親子(クリックで拡大)

■バス・平市内循環線 きょうから逆回りも運行 新常磐交通

新常磐交通は21日から、JRいわき駅前周辺の活性化や利用者の利便性を図るため、新たに「平市内循環線(レンガ通り、県いわき合同庁舎経由)」の運行を開始した。これまでの「平市内循環線(イトーヨーカドー平店、平谷川瀬経由)」では一方向の運行だったが、新規コースは従来の逆周りとなり、通勤や買い物などの利便性向上に期待がかかる。

■平の小野美術で「米倉斉加年展」 印象的な作品揃う

「米倉斉加年展」が31日まで、平字中町の小野美術で開かれている。米倉さんの絵画33点を展示している。米倉さんは昭和9年、福岡市出身。俳優、演出家として舞台や映画、テレビなどで幅広く活躍した。絵師としての評価も高く本の装丁、挿絵、ポスターなど多数の作品を残した。平成26年に没。

今展では、米倉さんの肉筆画5点と版画(レフグラフ)28点をそろえた。人物をモチーフにした作品が多く、特に表情豊かに描かれた女性が印象的だ。また、米倉さんの作品をあしらった色紙や絵はがき、メモ帳などの小物も数多く取りそろえ販売している。午前10時から午後6時(最終日は5時)まで。水曜定休。

写真は、小野美術で開催中の「米倉斉加年展」=20日(クリックで拡大)