2020年8月19日(水)

■アクアマリン「エコモン」で地球のいま考えよう 9月2日まで作品募集中

ふくしま海洋科学館「アクアマリンふくしま」は9月2日まで、同館オリジナルのエコロジーモンスター「エコモン」のイラスト作品を募集している。地球温暖化やオゾン層破壊、熱帯林の減少、酸性雨、砂漠化、生物多様性の減少、海洋汚染など、現在地球が抱えている環境問題を解決できるさまざまな能力を持った架空の生きもので、応募作品は全て今年の「2020アクアマリンふくしまキッズアート展」(今秋開催予定)に展示する。

アクアマリンふくしまでは“森の中の水族館”構想を掲げ、海の生きものに限らず多種多様な生物の展示や、調査研究を通じた環境保全の大切さを訴え続けている。エコロジーモンスター(エコモン)の創作は同館初めての取り組みで、子どもたちが地球環境問題を解決したり、自然に目を向ける能力を持った生きもの、モンスターを考えることで、地球の環境問題についての興味・関心をさらに高めてもらうのが目的だ。

対象は全国の未就学児童から小学生で、イラストと名前、能力、生息地などを考えて応募する。同館では参考として「口から温かい空気を吸い込み、体の中で冷やして大きな翼から冷たい風を出す」という特徴を持つエコモン“エアコンドル”など6体を創作し、ホームページなどで公表している。詳しくは<こちら>。

イラストは、アクアマリンふくしまで創作した「エアコンドル」と「キャプテンカワウソ」(クリックで拡大)

■甲子園での交流試合 きょう付本紙で磐城の写真特集

センバツ出場が決まっていた32校が6日間の熱戦を展開し、17日に幕を閉じた「2020年甲子園高校野球交流試合」。磐城高は大会4日目の15日に登場し、昨秋の都大会優勝校・国士舘と激闘を繰り広げた。惜しくも3―4で苦杯を喫したが、強豪相手に一歩も引かない戦いぶりは、東日本台風の被災、コロナ禍であえぐ市民を大いに勇気付けた。興奮冷めやらぬ中、19日付12面で磐城ナインの奮闘ぶりを写真で紹介する。

写真は、二回無死満塁で、二ゴロ併殺の間に先制のホームを踏む三走・岩間涼星主将(クリックで拡大)

■昨夜 平の路上で女性のバッグ強奪されたか

18日午後10時20分ごろ、いわき市平地内の路上で、歩いて帰宅中だった市内に住む20歳代女性看護師が、背後から近づいた何者かに財布などが入ったショルダーバッグを強奪された。犯人は逃走中で、女性にけがはなかった。

いわき中央署によると、女性は平地内で食事をした後、1人で歩いて帰る途中だった。女性が手に持っていた携帯電話で知人に相談し、知人が同署に直接通報した。同署では強盗事件を視野に入れ、現場周辺で聞き込みをするなどし、逃げた犯人の行方を追っている。

■JFL 第19節まで入場制限検討 いわきFCのホームゲームに影響か

日本フットボールリーグ(JFL)は18日、新型コロナウイルス感染症が拡大し、全会場一律でビジター席を設置せずアルコールの提供をしないなど、Jリーグが超厳戒態勢とする現状のガイドラインの運用を9月6日まで継続したことを受け、JFLの第19節(同月5、6日)までの開催について、入場制限を設けることを検討する、と発表した。

JFLによると、第18節の一部試合から有観客試合を実施する予定だったが、今回のJリーグの判断によりアウェイサポーターを対象に入場制限などをかける可能性があるといい、「試合開催日ギリギリまで待っての購入をお願いしたい」としている。有観客試合のホームチームについては、入場者を限定し段階的に増やしていくことも検討していくという。

いわきFCは第18節まではリモートマッチ(無観客試合)となるが、ホームの21世紀の森公園・いわきグリーンフィールド(常磐)でホンダロックSCを迎え撃つ、9月6日開催の第19節は有観客試合を予定しており、JFLの検討次第では入場制限などの影響を受けそうだ。