■＜新型コロナ＞９月１日に産業創造館再開 定員は削減
市は９月１日から、新型コロナウイルスの感染症対策として、臨時休館中のいわき産業創造館（平字田町）の使用を再開する。再開にあたり、市は国、県などが示す使用制限の目安や、本市の感染者数などの状況に応じ、各室の定員を削減する。
市によると、６日現在、企画展示スペースは全面（通常時上限３００人）、半面（同１５０人）使用ともに50人が上限。セミナー室は50人（同１１０人）、半面使用は27人（同55人）が使用可能となる。会議室１は50人（同１１０人）、同２が15人（同30人）、ＩＴ研修室は16人（同33人）が上限となる。
開館時間は通常通り、午前９時から午後９時まで。７日から、新規予約の受け付けを再開する。ガイドラインの詳細や問い合わせは、同館＝電話（21）７５７０＝まで。
■きょう立秋 暦の上で季節変わるも真夏日 いわき梨は出荷に向けた準備進む
きょう７日は二十四節気の「立秋（りっしゅう）」。暦の上では秋の始まりとされるが、いわき地方では梅雨明けから連日暑さが続き、同日も山田町では午前10時25分に30・７度を記録するなど、内陸を中心に真夏日となった。
いわきの北部では本市を代表する秋の味覚の一つ、梨の出荷に向けて生産農家が準備を進めている。赤井岳のふもとに直売所を構える「高田なし園」では畑一面に実り、少しでもおいしくて形の良い実を提供しようと、割れたり小さい実を摘み取る作業に余念がない。
ＪＡ福島さくらによると、一部地域で実りの悪い品種があるというが、全体的には良好。高田なし園でも盆明けに出荷予定の幸水、９月10日ごろからが旬の豊水ともに実りは良い。
写真は、出荷を間近に控え、たわわに実る梨＝７日（クリックで拡大）
■＜新型コロナ＞５日に陽性の30歳代男性 入院済ます
市は６日、新型コロナウイルス感染確認に関する臨時記者会見の席上、５日に陽性と確認された市内の30歳代会社員男性について、６日に県内の医療機関に入院したと公表した。男性の濃厚接触者に当たる同居する妻と子に関しては、引き続き検査を行っている。
６日夜に公開の感染者確認の記事は＜こちら＞。
■泉の歴史を知ろう！ 地域団体が子どもたちに改訂史跡マップ贈る
泉地区地域振興協議会（比佐臣一会長）は先ごろ、泉北小（吉田隆則校長）の４年生１１３人、泉小（平子宗司校長）の６年生１５６人へ、３月に改訂した「泉地区史跡マップ」を贈呈した。
同マップは、かつて泉藩の城下町として栄えた歴史や地域資源を周知し、地域の文化振興、活性化を図ろうと平成16年度に作成。しかし15年間で荒廃し、住民の関心が薄まっている地域資源を、あらためて子どもたちに関心と理解を深めてもらうために改訂した。
改訂後は新たに泉藩の歴史が書き記され、地区のマップと31カ所の史跡紹介を同じ面に掲載することで、より理解を深めやすいレイアウトになっている。両校では今後、総合学習や社会科の時間で活用していくという。
写真は、泉北小で行われた贈呈式（クリックで拡大）
