2020年7月30日(木)

■<新型コロナ>いわき市 「10万円」対象外の新生児に独自の給付金支給へ

清水市長は29日、市役所本庁舎で臨時記者会見を開き、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、対象者1人当たり10万円が支給される「特別定額給付金」の給付対象外となった新生児に対し、本市独自の「新生児子育て応援特別給付金」として、10万円を支給すると発表した。

市議会7月定例会に補正予算案として上程し、議決されれば、最も早い申請者で9月中にも対象者に交付される予定。清水市長は「コロナ禍の中でも安心して出生できる環境づくりを図っていきたい」と話した。

給付対象は今年4月28日以降に生まれ、住民基本台帳に登録された新生児。来年3月31日までの出生予定の新生児も対象となる。本市への転入者も対象となるが、他の自治体で同様の給付を受けた場合は対象外。対象児は約1900人と予想。予算規模は事務費を含め、1億9193万6千円を見込んでいる。

写真は、新生児子育て応援特別給付金について説明する清水市長=29日(クリックで拡大)

■個人・学校蔵の貴重資料を 考古資料館で特別展

市考古資料館(高島好一館長)の特別展「個人および学校所蔵の考古資料」が9月6日まで、常磐藤原町の同館1階企画展示室で開催されている。入館料無料。

磐城、湯本、いわき総合各高、藤間中、平四、高久、勿来一各小が所蔵する、学校周辺の遺跡や貝塚で発掘・発見された縄文、弥生、古墳時代を中心とした土師(はじ)器、埴輪(はにわ)、須恵器、甕(かめ)などをはじめ、個人、市所蔵の貴重な資料約100点が展示されている。

開館時間は午前9時〜午後5時(入館は午後4時半まで)。8月30日には展示解説会も催す。時間は午後1時半〜3時。問い合わせは、同館=電話(43)0391=まで。

写真は、約100点が展示されている特別展=29日(クリックで拡大)

■いわきテイクアウト初代王者 juicy torico speciality storeに

新型コロナウイルスの感染拡大を機に、注目が集まるテイクアウト料理のいわきナンバー1を決める「テイクアウトグルメグランプリ」。初代グランプリに「juicy torico speciality store」が選ばれ、表彰式が28日午後、平字三倉の同店で開かれた。式では、同グランプリ実行委の照井義勝委員長が吉元美穂店長にトロフィーを授与。吉元店長は「これからも毎日おいしい物を届け、主婦の味方でありたい」と受賞を喜んだ。

同グランプリは、市内のタクシー業者12社がテイクアウト料理を宅配代行し、市の補助金でタクシーの3キロまでの運賃に当たる一律500円を割引する「おつかいプロジェクト」と連携。1回のタクシーでの配送を1ポイントに換算し、14日間の獲得数で初代グランプリを決めた。

参加34店舗の頂点に輝いた同店は、平字白銀町の鶏料理専門店「torico de torico」の姉妹店として、今年4月にテイクアウト専門店としてオープン。人気1位は「ジューシー唐揚げ」(6個入り・580円)。独自の漬けダレで味付けし、肉汁たっぷりのやみつきになる一品だ。

写真は、人気ナンバーワンの「ジューシー唐揚げ」(クリックで拡大)

■新たな特技身に着けよう! 市生涯学習プラザで受講生募集

市生涯学習プラザは、9月から始まる7講座の受講生を募集する。期間は8月1〜20日。受講無料(別途教材費など要)。内容は「茶道への誘い」「楽しい朗読2(昼の部)」「同(夜の部)」「ニーハオから始めよう!」「Wordステップアップ!」「ハロウィンおばけの『いない いないばあっ』」「Windowsアプリ活用法講座」。

申し込みは、1.希望講座名 2.氏名(ふりがな) 3.年齢 4.性別 5.住所 6.電話番号 7.勤務先(市外の人)を記入し、〒970―8026、いわき市平字一町目1、ティーワンビル5階、市生涯学習プラザまで、はがき(募集期間内必着)、ファクス(22)5555、メールinfo@isgp.jpで申し込む。直接、窓口でも可。