2020年7月16日(木)

■元大浦小校長・斎藤さん「なわ跳び練習百科」出版 全身スポーツの魅力伝える

元大浦小校長で、日本体育大特別教授の斎藤仁さん(65)=自由ケ丘=は、主宰する「櫻花なわとびクラブ」での練習内容やトレーニング法などをまとめた指導書「なわ跳び練習百科」(叢文社)を出版した。15日から、大手インターネット通販サイト「アマゾン」などで全国一斉に販売を開始。斎藤さんは「新型コロナウイルスでの外出自粛や震災以降、体力を落とした未来を担う子どもたちになわ跳びの楽しさを知ってほしい」と話している。

同書は「一人でも出来る!場所を選ばない全身スポーツなわ跳びで、心も体も健康になろう」と銘打ち、全10章・2500枚以上の図と写真を使い、章ごとに技やなわを使った運動例などを紹介している。パラスポーツとしてのなわ跳びにも焦点を当て、車いす利用者や身体、心に障がいのある人でも楽しめる実践例なども掲載した。

B5版・オールカラーで2750円(税込み)。8月以降、市内の主要書店でも購入できるという。斎藤さんは「学校の教材や研究資料としても役立ててほしい」と語った。

写真は、「なわ跳び練習百科」を出版した斎藤さん(クリックで拡大)

■アクアマリン 開館20周年記念の写真展始まる

ふくしま海洋科学館「アクアマリンふくしま」の開館20周年を記念した写真展「アクアマリンふくしまと歩んだ20年」が15日、本館2階スロープで始まった。来館者の思い出の写真が印象深いエピソードとともに紹介されており、これまで展示してきた魚や海獣たちの豊かな表情、さまざまなイベントの情景、そしてわが子がはしゃぎ楽しんでいる様子など、色とりどりの思い出が飾られてる。10月11日まで。

写真展では、3月20日から5月31日の期間中、来館客から届けられた159点のうち、安部義孝館長と職員が選考した入賞作品20点が展示されている。最優秀賞には、同館を象徴する潮目の大水槽を通る三角トンネルで、絨毯(じゅうたん)のような光に照らされる娘を写した川島裕子さん(36)=会津若松市=が選ばれた。

写真は、最優秀賞「光の絨毯」(クリックで拡大)

■きょうから夏の事故防止運動 いわき中央署で出動式

16日から始まった夏の交通事故防止県民総ぐるみ運動にちなみ、いわき中央署(柴田泰弘署長)の出動式と広報啓発活動が同日午前、同署駐車場などで行われた。式には、署員をはじめ、いわき中央地区交通安全協会など各種団体・機関の関係者約50人が参加した。

柴田署長は「人身事故は県内で最多。できる限りパトカーを出して歩行者の安全を守り、スピード違反取締りを強化し、ドライバーの意識高揚を図り『安全・安心のいわき市』をモットーに対策に講じたい」とあいさつし、斎藤貴志夫同協会長も活動に意欲を示した。

写真は、交通安全運動に出発する白バイ隊員ら=16日(クリックで拡大)

■平・白銀に綿引印舗のビル完成 今秋にカフェも

明治30(1897)年創業の綿引印舗(綿引秀樹代表取締役)=平字白銀町=が、建設を進めていた「WATAHIKIビル」がこのほど完成した。同ビルは鉄骨造り3階建てで、1階には綿引印舗に加え、9月末以降にカフェがオープンする予定となっている。

2階は医療関係、3階は事務所向けの作りとなっており、テナントを募集している。また、屋上には250インチの巨大モニター「デジタルサイネージ」を設置した。綿引印舗は22日まで、印鑑を通常の割り引きからさらに1割り引きで販売する記念セールを実施している。

写真は、新たにオープンした綿引印舗(クリックで拡大)