2020年6月30日(火)

■常磐興産・西沢新社長「3密防ぎつつ少人数旅行に対応を」 ハワイアンズあす再開

7月1日に営業再開を控えるスパリゾートハワイアンズなどを運営する、常磐興産(本社・常磐藤原町)の代表取締役社長に就いた西沢順一氏(64)の記者会見が29日、ホテルハワイアンズ「ラピータ」で開かれ、今後の経営指針などが示された。前社長の井上直美代表取締役会長(69)も出席し、両輪での地域経済復興を期した。

西沢社長は「観光・レジャー産業は大きな転換期であった。この荒波がこれまでの物事を変革、磨き上げることにつながると思う。私が先頭に立ち、けん引していきたい」と説明。ハワイアンズの強みについては「古くからの温泉、ユニークな各施設、ショーという3つの魅力を軸に、大規模空間が誇る利点を生かし『3密』防止を徹底したい」とした。

また、これまでの団体客を大事にしながらも、1〜2人の個人旅が全体の50%を超える国内旅行形態の変化に対応するため、少人数向け高級志向を取り入れ、施設敷地内に建設予定の新ホテル「カピリナタワー」を柱に、アフターコロナを見据えた。

にしざわ・じゅんいち 昭和31(1956)年、東京都出身。同55年、東京大法学部卒。富士銀行(現みずほ銀行)に入行。同57年4月から平成2(1990)年5月まで、米シカゴ駐在。同23年6月、みずほフィナンシャルグループ取締役副社長。令和元(2019)年6月、常磐興産取締役副社長に就く。

写真は、記者会見に臨む西沢社長(右)と井上会長=29日(クリックで拡大)

■「ハワイアンズ」報道陣に公開 コロナ対策は万全!

新型コロナウイルスの影響で4月8日から、日帰り・宿泊施設の臨時休館を余儀なくされていた、大型温泉施設スパリゾートハワイアンズが7月1日、約3カ月ぶりに営業再開する。29日には利用可能な一部施設、ホテル「モノリスタワー」を報道陣に公開し、「3密」による感染防止を施した衛生強化対策の取り組みを紹介した。

メイン施設「ウオーターパーク」日帰り入場口では入館者のマスク着用を求めながら、「密」を避けるため、グルーブごとが目印に沿って並んでもらい、スタッフによる非接触型体温計、サーモグラフィーによる体温確認を行い、37・5度以上に対しては入館不可とする。

ビーチシアターで展開される、ハワイアンズ名物のポリネシアンショーは午後1時半(25分間)、同7時半(30分間)の1日2回になり、これまで22〜23人の出演ダンサーを17〜18人までと間隔に余裕を持たせ、飛沫感染防止に華やかな呼び声も極力控える。2階を含めた観客席も横2席、縦1列を空け、これまでの最大収容者数1400人を400人までにする。

1日には、大露天風呂「江戸情話 与市(よいち)」もリニューアルを果たす。

写真は、入場口での体温チェックの様子=29日(クリックで拡大)

■いわき南署 管内有識者との協議会開く

令和2年度第1回いわき南署協議会が29日、同署大会議室で開かれた。協議会は警察と住民の相互理解を目的に、平成13年から始まった制度で、古関隆一署長ら幹部と、管内の有識者から選ばれた委員5人が出席した。

本年度最初の協議会として、佐々木貢一県公安委員が「新型コロナウイルス感染症の影響で、新たな犯罪の手口も予想される。警察活動の理解を一層深めるため、地域との架け橋となってほしい」とあいさつ。古関署長も「新型コロナ対策を継続しながら、皆さんの安全・安心のためまい進していく」と伝えた。

写真は、本年度最初の意見交換を行った協議会。3密を避けるため、間隔を取っている=29日(クリックで拡大)

■<新型コロナ>サン・アビリティーズ あすから利用制限緩和

常磐湯本町のサン・アビリティーズは7月1日から利用制限を緩和し、障がい者団体以外の利用も受け付ける。同施設は今月8日、およそ3カ月ぶりに再開したが、障がい者団体のみの利用に制限していた。問い合わせは同館=電話(43)7791=まで。