2020年6月23日(火)

■水害で被災の市小川支所 仮設庁舎でのサービス開始 令和4年度中に新設へ

昨秋の東日本台風で1階部分の1・7メートルほどが浸水し、庁舎2階と小川公民館での分担業務を余儀なくされていた、市小川支所(門馬将洋支所長)が22日、今年4月中旬から敷地内に整備してきた平屋建ての仮設庁舎でのサービスを開始した。今後の大雨を視野に70センチほど基礎をかさ上げするなど対策を講じ、初日はサービスを利用しに開庁時間すぐから次々と住民が訪れた。

同支所は夏井川からほど近い低地にあり、被災時は職員17人が庁舎2階に一時取り残され、パソコンや書類などが浸水する大きな被害を受けた。業務を再開したのは被災から約2カ月後の12月上旬。

住民票や戸籍取得、税金の手続きなどの窓口業務と、市小川・川前地区保健福祉センター、同地域包括支援センター、市社会福祉協議会小川地区協議会は庁舎から500メートルほど離れた小川公民館で、ほかの業務は無事だった庁舎2階で行ったが、内線がないために電話を取り次ぐことができないなど、住民に限らず職員たちも不便をきたしてきたという。

仮設庁舎はプレハブ軽量鉄骨造りで、今年4月に着工。庁舎の駐車場に新設され、20日までに引っ越し準備などを終えた。

門馬支所長は「これまで住民の方々にはご不便をおかけした。1つの場所でワンストップサービスができるまでに復旧し、ホッとしている」と安どの表情を浮かべたのもつかの間、初日業務に追われた。同支所は令和4年度中に土地の高いJR小川郷駅の北側への移設・開庁を予定している。

写真は、駐車場に立てられた新しい平屋の仮設庁舎=22日(クリックで拡大)

■いわき市 10万円給付は94・3%申請受理

市は22日、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、対象者1人当たり10万円が支給される「特別定額給付金」の21日現在の申請件数を発表した。それによると、対象の14万6669世帯中、郵送申請は13万5778件、オンライン申請は2573件の計13万8351件(94・3%)を受理した。

オンライン申請は30日で受け付けを終了。7月1日以降は郵送申請のみの受付となる。郵送での受付期限は8月19日まで。市特別定額給付金コールセンターは22日から、平日のみの開設となり、午前9時から午後5時まで受け付けている。電話は(88)9800。

小松氏に辞令交付 経産省から市産業振興部長に

市の要請で経済産業省から派遣され、産業振興部長に就いた小松尚人氏(40)への辞令交付式が22日、市役所本庁舎で行われた。式では幹部職員らが見守る中、清水市長から辞令書が手渡された。清水市長は「これまでの経験をいかし、いわきのために尽力してほしい」と期待を寄せた。

小松氏は秋田県出身。慶応大卒。平成16年に入省。趣味は旅行や食べ歩き。都内に妻を残し、平に単身赴任。前任は同省経済産業政策局地域経済産業グループ地域産業基盤整備課長補佐。

写真は、清水市長から辞令を受け取る小松氏(右)=22日(クリックで拡大)

■勿来消防署 教習所で訓練 消防車などの運転技能習得を

勿来消防署(水野浩署長)の「機関員運転技能向上訓練」が22日、錦町上川田の福陽自動車教習所で始まった。同署は年1回、消防・救急車両を迅速かつ的確に運転できるよう、教習所のコースで訓練を実施しており、4年目を迎える。今年は7月13日までの5回にわたり実施予定で署員45人が参加する。

初回は12人が臨み、ポンプ車や救助工作車、はしご車、救急車を運転しながら、緊急走行時の交差点進入や追い越し、狭い道路でのハンドル操作、坂道発進などを確認した。

写真は、S字クランクを後退で進む救助工作車=22日(クリックで拡大)