2020年2月24日(月)=休刊日

■久之浜・はま水で「干物市」 ワークショップにアンコウつるし切りも

久之浜町の商業施設・浜風きららの鮮魚店「おさかなひろば はま水」で24日、イベント「干物市」が行われた。通常は主に新鮮な魚や加工品を扱っているが、この日は干物に特化し、いわき市の水産物「常磐もの」のうま味が凝縮された逸品が軒を連ねた。

イベントは、はま水を運営する「合同会社はまから」が企画し、干物づくりのワークショップも開催された。プロジェクトマネジャー榊裕美さん(27)らの指導を受けながら、参加者は下処理など一から、ヤナギガレイの干物づくりを学んだ。

また浜風きららの駐車場では、アンコウのつるし切りも披露された。久之浜漁港で水揚げされた約15キロのキアンコウが登場すると、集まった人は盛んにスマートフォンで写真を撮ったほか、子どもたちは普段見る機会がないとあって、解体される様子に目を輝かせていた。

写真は、榊さんの指導による干物づくりのワークショップ=24日(クリックで拡大)