2020年2月11日(火)=休刊日

■久之浜・はま水で初の「浜の母ちゃん食堂」 予想以上の盛況ぶりに

久之浜町・浜風きららの鮮魚店「おさかなひろば はま水」で11日、イベント「浜の母ちゃん食堂」が初めて行われた。いわき市沖の水産ブランド「常磐もの」を活用し、地元の女性らが腕によりをかけた品々が振る舞われた。

はま水は、久之浜の海に魅了された若者らと、地元の漁師や仲買人が協力して立ちあがった。1日のオープン以来、新鮮な魚や加工品を求め、市内外から多くの人が詰めかけている。

浜の母ちゃん食堂は休漁に合わせて企画され、エンガワを含んだヒラメや甘ダコなどを使った刺し身定食や、いわき市の郷土料理・サンマのポーポー焼きなどが用意された。

イベントは予想以上の盛況ぶりで、次々と来店者が押し寄せ、ご飯を何度も炊き直したり、汁物が足りなくなったりと、スタッフはうれしい悲鳴をあげる状況だった。

はま水を運営する「合同会社はまから」によると、今後も不定期で「浜の母ちゃん食堂」を実施していく。

写真は、ヒラメなど新鮮な刺し身を使った「浜の母ちゃん食堂」の定食=11日(クリックで拡大)